新しい学期を迎える子供たちにふさわしい詩を送りませんか?
緊張がほぐれ、頑張ろうという前向きな気持ちになってもらえるように、美しい詩を送ってあげましょう。
今回は、小学生にふさわしい詩や詩集をピックアップしましたので、参考にしてみてください。
また、小学生にふさわしい詩の選び方を紹介と、なぜ詩が子供の教育に良いのかについても調べてみました。
目次
新学期にふさわしい詩・詩集6つ
小学生の新学期にふさわしい詩や詩集を6つピックアップしましたので紹介します。
金子みすゞ名詩集より「四月」
価格:628円
対象年齢:3-4年生
内容:大人が読んでもはっと気づかされることがある内容。
ほとんどがひらがなで書かれていて、漢字にもフリガナが付いているので、小さな子供でも読みやすくなっています。
様々な考えが世の中にはあるという事を教えてくれる一冊です。
黒田三郎詩集より「支度」
価格:1,650円
対象年齢:5-6年生
内容:日常生活を綺麗な言葉でまとめた詩になっています。
教科書でも黒田三郎氏の詩が掲載されています。
家族の有難さなどをこの詩を通じて感じられるようになっています。
高丸もと子詩集より「今日からはじまる」
価格:1,320円
対象年齢:3-4年生
内容:元小学校教師の高丸もと子氏の詩集。
詩は読み手によって解釈が違いますが、特にこの詩は解釈の度合いが広がる詩になっています。
色々なことが始まり、色々なことに感謝することを知れる詩です。
どきん_谷川俊太郎少年詩集 (詩の散歩道)より「春に」
価格:1,815円
対象年齢:1-3年生
内容:教科書でもおなじみの谷川俊太郎。
知っている詩もあって、親御さんも懐かしくなるのではないでしょうか?
特に「春に」は新学期を迎える子供にぴったりの詩です。
この一冊を通じて子供に言葉の楽しさを教えてくれるでしょう。
小さい詩集 あいたくて
価格:1,100円
対象年齢:3-4年生
内容:気持ちが優しくなれるような詩です。
一つ一つに感謝しながら生きていけるようになれるような一冊。
切ない内容や元気になれる内容です。
直ぐに読んでしまうことができるので、子供もほっこりできると思います。
木はえらい—イギリス子ども詩集
価格:704円
対象年齢:5-6年生
内容:大人でも笑ってしまうような詩が沢山。
子供の気持ちを代弁しているような内容で、子供の大切な詩として生涯記憶に残るような一冊になるのではないでしょうか。
もっと詩に触れて欲しい!小学生も楽しめる詩集をご紹介
詩に触れる機会があったのであれば、もっと深く詩を学んでみよう。小学生にも読める詩集を3冊ご紹介します。
谷川俊太郎詩集「すき」
価格:1,815円
対象年齢:3-4年生
内容:何が大切なのかを思い出させてくれる詩です。
鋭い目線ですが、優しい言葉で語りかけてくれる、心が優しくなれる一冊。
大人でもドキッとさせられるような内容も。
のはらのうたⅠ
価格:1,650円
対象年齢:1-2年生
内容:子供たちの動物や虫に対する興味やわくわく感を刺激する詩集です。
学校でも取り上げられることが多い詩集で、多くの子供たちが読み入ってしまうようです。
いのちのバトンー97歳のぼくから君たちへ
価格:1,210円
対象年齢:小学生~
内容:病院の先生をしていた日野原先生が書いた一冊。
命の大切さをこの詩集を通じて感じられるようになっています。
親と子の絆が強くなる詩集。
【番外編】学生だけじゃない!先生にも贈りたい新学期にふさわしい詩2選
新学期は先生も訪れるものです。そんな先生に向けた詩を2つご紹介します。
花びらの音
内容:先生だって疲れてしまうことはありますよね。
子供にとって本当に良い先生なのか?と悩むこともあると思います。
そんな先生に送りたい詩。
これを読めば、新学期も頑張ろうと思えるようになると思います。
私と小鳥と鈴と
内容:「みんな違って、みんないい」が有名な詩。
人種差別が多くの国で問題となっている中、こういった当たり前の一文がとても重要な意味を持つことを知らせてくれる詩です。
新学期にふさわしい詩の選び方
小学生の子供に、どんな詩を選べば良いのか、そのコツを紹介します。
低学年の子供向けの詩の選び方
1年生でひらがなを学び、2年生で初めて漢字を学ぶという子供も多いと思います。
もっと勉強させたいという気持ちから、習っていない難しい漢字ばかりを使った詩を送ってしまうと、本に対する子供の興味を失ってしまう可能性があります。
まずは、興味を持ってもらうという事から始めるためにも、ひらがなや絵が多い詩を選ぶことをお勧めします。
もしお子さんが漢字に興味を示してくれば、一段階上の詩をチョイスしても良いですね。
中学年の子供向けの詩の選び方
初めての反抗期を3年から4年生の間に迎える子供が多くいます。
反抗期は成長の一環とは言え、勉強面では難しい問題ですよね。
今までは「勉強しなさい!」という言葉で通じていたのに、そのの効果が薄れてくるのを実感するようになるかもしれません。
そこで、詩を使って子供の知的好奇心をくすぐってあげましょう。
もっと知りたいと思わせるような詩をピックアップしてはいかがでしょうか?
子供からやりたい、知りたいと思わせることがポイントです。
高学年の子供向けの詩の選び方
高学年の子供の中には、中学受験をする子供もいるかもしれません。
受験だけでなく、学校生活における問題や友人関係にも敏感になる年頃です。
そんな子供には、心をほぐしてくれるような詩であったり、代弁者として同じ気持ちを語ってくれる詩をチョイスすると良いでしょう。
「私の思ってることが書いてある!」と共感してくれるかもしれません。
なぜ詩は子供の教育に良いのか?
本を読むと頭が良くなると言われていますが、なぜ詩が子供の教育に良いのでしょうか?
その理由を調べてみました。
想像力が豊かになる
詩と本の違うところは、読み手にとって捉え方が大きく変わるという事です。
本には細かい起承転結が書かれていますが、詩には短い文章が書かれているだけです。
自分で文章と文章の間の物語を想像していかなければならず、自然と想像力が豊かになり、表現力も広がるのです。
記憶力が上がる
詩は短いため、音読に向いています。
音読をすることによって、脳が活性化され記憶力がアップすると言われています。
物語のある本に比べて詩はテンポよく、そしてリズムに乗って音読することが簡単です。
子供と一緒に声に出して詩を読んでみませんか。
まとめ
美しい言葉に触れると、大人でもほっとしますし、たった一行の文章でも何かから立ち直れたりすることもあります。
それほど言葉の力というものは大きいのです。
感受性豊かな小さい子供の時から、美しい言葉に触れると、将来大人になってもその言葉を忘れないことが多々あります。
小さいころの記憶にある詩が、いつかくじけた時の糧になってくれたら嬉しいですよね。
今回は、新学期を迎える子供にふさわし詩をピックアップしました。
特に一年生は小学校で迎える初めての新学期に緊張しているはずです。
心の緊張をほぐしてあげられるような優しい詩を読んであげてくださいね。