中学受験を考えるなら夏休みの勉強合宿は必要!
中学受験を考えているなら、夏休みの勉強合宿は小学生に必要です。
夏休みの勉強合宿の特徴は、普段の勉強とは違うアプローチや工夫が多く、楽しく勉強ができることです。
簡単に、勉強合宿のポイントをご紹介します。
勉強合宿のポイントは?
小学生の夏休みの勉強合宿のポイントは、
勉強が楽しくなる
先生も実力派ぞろい
1学期の復習にも
子供のあたらな経験にも
と様々あります。
一つひとつご紹介していきます。
勉強が楽しくなる
小学生のうちから、「勉強が楽しい!」という感情を味わうことで、自分から勉強ができるようになります。
実際に、小学生の夏休みの勉強合宿に参加して、「勉強、大好き!」と自信をつけて帰ってきた小学生の参加者や、毎日の勉強する時間が長くなった小学生も多いそうです。
先生も実力派ぞろい
また、塾側も大きな収入源であり、集客力の強い夏休みの勉強合宿に力を入れています。
そのため、担当する講師は各塾の人気講師だったり、教育業界では、有名な講師をゲストとして特別に招待していることもあります。
人気講師や、各塾の看板講師は、やはり、教え方が上手なため、勉強が嫌いな小学生も、合宿を参加したことで「勉強が好き」になることも。
1学期の復習にも
一方で、1学期でわからなかったところや、苦手なところを丁寧にフォローアップできるところも、夏休みの勉強合宿ならでは。
学校が始まってしまうと、苦手なところは、できないまま、見逃してしまいがちです。
夏休み中に、苦手を克服しておくことで、2学期以降の学力アップも期待できます。
子供のあたらな経験にも
また、夏休みの勉強合宿は、日常とは違う環境で、家族から離れて仲間と勉強しあうため、小学生にとって、かけがえのない夏の思い出作りになります。
さらに、夏休みの勉強合宿は、長時間の勉強スタイルが定着する、とても効果的な勉強方法といえます。
お子さんの将来のためにも、ましてや、中学受験を考えているご家庭でしたら、なおさら、長い夏休みの時間を、有効に使う勉強方法を身に着けてもらう必要がありますよね。
小学生のうちから効率的な、いい勉強方法や習慣を身に着けてもらうことで、中学生、高校生になっても、親や先生たちから、「勉強しなさい!」と言わなくてもいい環境を作ることが大切です。
小学生の夏休み勉強合宿はどんなことをするの?
大手有名塾の、小学生の夏休み勉強合宿の内容をまとめてみました。
塾によっては、団体指導、個別指導、学力などでグループ分けをしています。
科目も参加者側が選択して、受講する形になります。
ですので、苦手な科目だけ、とか、得意な科目や「国語と算数」の基礎科目だけ、など科目を自由に組み合わせて参加できます。
4年生までは、野外活動がほぼ毎日午前中にあり、午後は勉強など、総合学習がメインで、1日のメリハリをつけている塾が多いです。
一方で、5年生、6年生は、これまでの勉強の復習や、より受験を意識した内容に特化しています。
期間は大体、3泊4日か、4泊5日くらいで、関東ですと、長野近辺の涼しく勉強しやすい環境に宿泊するところが多いです。
中学受験で、有名な塾の参加費用は、大体5~10万円くらいで、早割もあります。
カリキュラムの流れは、朝昼晩の食事の後に、2~3時間の勉強を行うスタイルが一般的です。
大体、1日約10~12時間勉強します。
起床→ラジオ体操→朝食
→勉強→昼食→勉強→夕飯
→勉強→入浴→就寝
といった流れになります。
最終日は、キャンプファイヤーなど、夏ならではのお楽しみイベントも。
普段とは違う環境で、勉強が楽しくできるように、各塾では、様々な凝ったイベントを用意しています。
中には、著名人の特別講演が行われる。正解するごとに、ガチャガチャができる。
合宿で行われた模擬試験の成績優秀者は、賞品がもらえる、などの工夫がみられます。
小学生の夏休み勉強合宿のメリット・デメリット
以下に、小学生の夏休み勉強合宿のメリット・デメリットを記載しました。
小学生の夏休み勉強合宿のメリット
- わからなかったところの理解が進み、勉強が好きになる。
- 長時間勉強することに慣れる。
- 勉強を普段とは違う「夏休みのイベント」とすることで、モチベーションアップにつながる。
- 集中力が身に着くので、夏休みがあけた後の2学期以降の学力アップに大いに役立つ。
- 合宿を最後まで参加した事が小学生にとっては、達成感と大きな自信につながる。
- 志望校について自分自身と向き合う時間になる。
小学生の夏休み勉強合宿のデメリット
- 知っている小学生が多いと、緊張感がなくなる。
- 知っている小学生が増えて、旅行気分で勉強しない。
- 勉強を邪魔する小学生もいる。
- 外に泊まるのが嫌いな小学生は、精神的にストレスになる。
- 団体行動が苦手な小学生は、逆に勉強がはかどらない。
小学生の夏休み勉強合宿に参加するなら?最適な時期は?
中学受験に合格するには、遅くても、5年生の段階で、夏休み勉強合宿に参加したほうがいいでしょう。
実は、小学生の夏休み勉強合宿の効果は、短期間での学力アップよりも、「長時間勉強することに慣れること」にあります。
長時間の集中力の強化は、夏休みがあけた後の、学校での2学期以降の、学力アップに大いに役立ちます。
また、この夏休みの時間を使って、苦手な勉強のフォローアップもできます。
「夏休みの勉強合宿」というイベントを使うことで、勉強が楽しくなり、勉強が好きになる小学生もいます。
実際に、夏休みの勉強合宿が楽しかったから、学校と塾の勉強を続けている小学生もいるほどです。
一方で、6年生は志望校合格にむけて、より受験に特化した内容になります。
ですので、お子さんひとりひとりの学力と、志望校に合わせたやり方で、勉強するほうが効果が高いです。
一人でも、ちゃんと課題に合わせて勉強できるように、5年生のうちから、効率の良い、正しい勉強方法を知り、続けていく習慣を身に着けることが大切です。
もし、6年生の段階で、一人でも目標に合わせて、長時間勉強できるのでしたら、夏休みの勉強合宿に参加しなくても、問題ないかもしれません。
まずは、お子さんに「夏休みの勉強合宿」に参加したいかどうか、聞いてみて、一緒に夏休みの過ごし方を模索してみるのもありだと思います。
まとめ
まとめると、夏休みの勉強合宿に参加すると
- 小学生のうちから、長時間一人で勉強する習慣が身に着く。
- 講師の質が高く、塾側も様々な工夫をしているため、「勉強が好きなる」可能性が高い。
- わからなかったところも、夏休み中に「フォローアップ」できるので、2学期以降が安心。
- お友だちが増える一方で、一緒に勉強するより、遊んでしまう可能性もある。
- 団体行動が苦手な子や、一人でもコツコツ勉強ができる子にはストレスになってしまう。
ことがあげられます。一生に一度の夏休み。
だからこそ、お子さんにとって、ためになる有意義な時間を過ごしてほしいですね。