子供は冒険が好きな子が多いく「自転車で遠くまで行ってみたい」と考える子供も少なくありません。
子供だけでは心配と親子で自転車旅行をするという人がほとんどだと思いますが、子供だけでと考える人もいると思います。
挑戦は子供の成長には必要なことです。
ですが子供だけでというのは心配だと思うので、子供の自転車旅行について下記で紹介していきます。
目次
小学生の自転車旅行はコース設計と事前準備が大切
自転車旅行をするためには、事前準備が重要でリサーチを怠けてしまうと、せっかくの旅行が楽しくない思い出になってしまうので、事前のリサーチは念入りにしておきましょう。
早速、事前準備とは何をすればいいのか見ていきたいと思います。
- 坂がないコースか
- 自動車の交通量が少ないか
- 退屈しない景色になっているか
- 想定速度は10km/h
- 休憩ポイントをチェック
- 日程を決める
- 持ち物は出来るだけ少なく
- 自転車の準備とメンテナンス
- 万が一の連絡先(親や事故にあったときの連絡先)
- 保健(自転車にかけられる保険やレジャーに対する保健など)
坂がないコースになっているか
全く坂がないコースはなかなかありませんが、坂が多いコースは避けた方がいいです。
坂が多いと子供は出発する前から、「無理かも」「出来ないよ」と初めから諦めモードになってしまうので、子供でも頑張れる坂の少ないコースを選ぶといいと思います。
自動車の交通量が少ないか
子供が自転車旅行をするなら、自動車の交通量が少ないところを選ぶというのも重要になります。
運転している人の中には、スレスレで隣を通り過ぎていく人もいるので危険です。
交通量が多いとやはり危険が多いので、交通量を把握したうえでコースを決めるといいと思います。
退屈しない景色になっているか
子供は大人よりも飽きっぽいため、同じ景色ばかりだと退屈してしまう可能性が高いので、同じ風景だけにならないようにコースを決めるのもポイントです。
逆に色々な景色が楽しめるコースにしてあげることで、子供の頑張る力にもなるので、そういった面も考えるようにしてみてください。
景色がいい所があれば写真などと記念に残しておくと、旅の思い出にもなるのでオススメです。
想定速度は10km/h
1日に進める距離は、休憩をすることを踏まえて考えると小学低学年は30~40㎞、高学年になると40~50㎞が目安です。
休憩や食事の時間を考え計算すると、想定速度は、低学年だと大体8㎞/h、高学年以上は大体10㎞/hになるので、それを踏まえて考えておくと子供も楽しみながら行動出来ると思うので、参考にしてみてください。
休憩ポイントをチェック
自転車での行動は疲れてしまうので、こまめに休憩を取りながら進んでいくことが大切です。
また休憩と同じくらい水分補給が大切なので、こまめな水分補給も忘れてはいけません。
人が「喉が渇いた」と感じる時には、体が水分をすごく要求している状態なので、30分に1回くらいの目安で水分補給するようにしてください。
暑い日は30分だと遅いくらいなので、15分くらいを目安にするといいかと思います。
当日休憩や食事の場所を決めようとすると、ない場合もあるので、どこに道の駅や食事できるところがあるのか事前にチェックしておくと安心して自転車旅行を楽しむことが出来ます。
日程を決める
自転車で旅行をするということは、天候もすごく重要です。
暑すぎても、寒すぎても子供にとっては辛いことなので、ちょうどいい時期を選び決めることをオススメします。
持ち物は出来るだけ少なく
急に暑くなったり、寒くなったりすることがあるため、長袖と半袖の服は用意しておくのはもちろん、着脱しやすい上着も準備しておくと便利だと思います。
また汗などで服が汚れた時のために、着替えも1着は準備しておきましょう。
自転車旅行で大切なのは、荷物を軽くすることです。
リュックを背負ったまま走行するのは大変なので、出来るだけ荷物を少なくし、軽い状態の方が疲れを軽減できるので、参考にしてみてください。
自転車の準備とメンテナンス
自宅にサイクリング用の自転車がある場合は、それを使えば問題ないので、事前にメンテナンスを済ませておけば大丈夫ですが、ない場合はレンタルをするためにあらかじめ予約しておく必要があります。
場合によっては、予約がいっぱいの可能性があるので、日程が決まったら早めに電話をして予約するといいでしょう。
自分にあった自転車でないと危険なので、しっかり合ったものを選びレンタルするように気を付けてください。
万が一の連絡先(親や事故にあったときの連絡先)
旅行中は、いつ何が起こるかわからないので、もしかしたらいきなり病気や事故にあう可能性もあるので、何かあってもすぐに対処できるように連絡先を用意しておくことをおすすめします。
連絡先を書いた用紙を持ち歩くだけでも十分ですが、「緊急連絡先カード」という物を用意して必要な個所を書き込んでおくのもオススメです。
緊急連絡先カードは、ネットなどで検索すると出てくるので、プリントして書き込み、旅行などに行く時に持ち歩いていれば、何かあった時でも安心です。
保健(自転車にかけられる保険やレジャーに対する保健など)
自転車は多くの人から利用されているもので、通勤・通学に使うだけじゃなく、サイクリングなどに利用する人も多いです。
自転車も車両扱いされるため、事故起こすと責任を取る必要があるため、自転車事故が起こってしまった時のために、自転車保険に入っておくことをオススメします。
自転車保険と言っても、どのようなものを選べばいいのか迷ってしまう人が多いと思うので、少しだけ紹介しておきます。
- 個人賠償責任補償は手厚い方が安心
- 傷害補償は医療保険や死亡保険とのバランスを考える
自分のケガなどであれば、生命保険で対処することが出来ますが、相手がいる場合は、生命保険では保証されないので、傷害保険が必要になります。
また既に自転車保険に入っている人でも、個人賠償責任補償に入っているかもチェックしておいた方がいいと思います。
しっかり保険に入っていれば、いざ何かがあったとしても使用することが出来るので、自分は大丈夫と思わず入っておくことをオススメします。
小学生の自転車旅行必携アイテム
小学生が自転車旅行をする時に必携のアイテムがいくつかあるので、役立つアイテムをいくつか紹介していくので、これから自転車旅行を考えている人は是非参考にしてみてください。
- パンクの修理アイテム
- 携帯用の空気入れ
- ヘルメット
- グローブや手袋
- 吸水アイテム(飲み物ホルダー)
- バックミラー
- 自転車用のテールランプ
- 雨具
- カメラ
パンクの修理アイテム
自転車旅行では、いつどこで何が起こるかわからないので、パンクをした時でも対処出来るように、修理アイテムは必須なので、忘れないように注意しましょう。
修理セットと言ってもたくさんありますが、パッチラバー、ゴムのり、タイヤレバー、バブルキャップなどがセットになっているものを用意しておくと、いざパンクした時に対処することが出来るので、オススメです。
修理アイテムでもたくさんありますが、パナレーサーのパンク修理キットがオススメです。
この商品には、レバー3つ、のり不要のパッチ、紙やすり、ポーチがセットになっています。
ポーチがついているから、道具がバラバラにならずに持ち運びやすいのがオススメですし、のり不要のパッチなので、手軽に修理することが出来る所もこの商品の魅力です。
携帯用の空気入れ
タイヤの空気が少なすぎるのもパンクの原因になるので、必ず持って行きましょう。
そして空気は適切に入れることが大切なので、空気圧がついていてコンパクトで持ち運びやすいものを選ぶのがポイントになります。
またハンディタイプ、フロアポンプタイプ、ボンベタイプがありますが、ハンディタイプがベターでオススメです。
やはり持ち運びをすることを考えてみると、コンパクトなものがいいと思うので、オススメな携帯用空気入れを紹介します。
1つ目は、LANDCASTの空気入れです。
ホースがついていないのでコンパクトですし、とても軽いのでリュックの中に入れておいても負担になりません。
タブルアクション機能がついているため、押しても引いても空気が入る為、2倍の速さで空気を入れることが出来るのも魅力で、多くの人からの注目を集めています。
2つ目は、Gyueの携帯空気入れです。(ハンディタイプ)
この商品であれば誰でも簡単に空気を入れることが出来ます。
この商品は、バルブが仏式と米式の2タイプに対処できる万能な空気入れになっています。
バルブも口部分を回すだけで取り換え可能と簡単です。
こちらの商品もダブルアクション機能付きなので、簡単かつスムーズに空気を入れることを出来ます。
ヘルメット
旅行を楽しむためには、安全面も大切で、自転車は体がむき出しになっているので、転倒などするとケガをしてしまいます。
ヘルメットは、頭を守るための大切なアイテムなので、必ずかぶるようにしてください。
自分の頭のサイズに合ったものを選ばないとヘルメットの効果を発揮しないので、自分の頭をしっかり守るためにも大人が見ながら慎重に選びましょう。
オススメのヘルメットを2つ紹介しますので、参考にしてみてください。
1つ目は、ブリヂストンのエアリオです。
エアリオは、通気性がいい構造になっているため、汗かきやすい子供にはオススメです。
子供でも気に入ってくれるようなカラーがたくさんありますし、サイズも56~60㎝とサイズの幅が広いので、頭が大きい目の子供でもピッタリなものを見つけられるでしょう。
2つ目は、ナットケースのヘルメットです。
これはアメリカ製のヘルメットですが、日本で道路交通法が改正されてから、日本でも販売されるようになりました。
輸入品は不安と感じる人もいるかもしれませんが、この商品は最も厳しい安全基準テストをクリアしているだけじゃなく、日本のSGマークも所得しているため安心して使うことが出来ます。
安全性や機能性もいいので、しっかり頭を守ることが出来るでしょう。
またアメリカ製ということもあり、デザインが個性的で可愛い物からかっこいい物まであるので、親子で楽しみながら選ぶことが出来ると思います。
グローブや手袋
グローブは手を守るための必須アイテムです。
自転車用のグローブがあれば1番ですが、無いのであれば手袋などでも代用出来ます。
グローブは
- ケガから手を守る
- 手汗でハンドルが滑りやすくなるのを防ぐ
- 防寒対策
などとさまざまなことに効果があるので、必ず持って行くことをオススメします。
1つ目は、apt’のグローブです。
メッシュ生地を使っているので、汗をかいても手が蒸れにくくなっていて、グリップが握りやすいようにクッションを使てるため、子供のグローブとして人気です。
また着脱しやすいように中指と薬指にフックがついているので、子供だけでも簡単に着脱することが出来るのでオススメです。
2つ目は、ハンドクルーのグローブです。
世界中の人から人気を集めている大人気商品で、通気性がいいのでサイクリング時でも快適に走行することが出来ます。
マイクロファイバーで作られているため、速乾性にも優れていて、手汗をかきやすい子供に特におすすめです。
また柔軟性や伸縮性、耐久性にも優れているため、サイクリングだけじゃなく、
キャンプや登山などにも活用することが出来る万能のグローブだと言えます。
吸水アイテム(飲み物ホルダー)
休憩中にわざわざリュックから飲み物を出す手間を省くためにも、飲み物ホルダーを付けてあげるといいです。
飲み物ホルダーがあればすぐに水分補給することが出来るので、必ずつけてあげましょう。
そして片手で簡単に飲めるボトルにしてあげると疲れていても、水分補給しやすいと思うので参考にして選んでみてください。
またボトルも保冷効果のあるものを選ぶと、暑い季節なら冷たい物、寒い季節なら温かい物を飲むことが出来るので、二層構造になっていて、握りやすいものを選ぶのがポイントです。
CAMELBAKのボトルがオススメです。
これは二層構造になっていて、断熱効果が高いため保温と保冷に優れているので、サイクリングには最適なボトルです。
またボトルの素材が柔らかいため、少し押しただけで飲めるようになっているため、力が弱い子供や女性でも水分補給しやすいというポイントも魅力です。
バックミラー
自転車に乗っていると後方確認をするのが難しいですし、後方確認中にフラフラしてしまうとその方が危険なので、必ずつけるようにしましょう。
ミラーがあれば、後ろを振り返らなくても後方をしっかり確認できて、安全に走行することが出来るので、オススメです。
自転車用のテールランプ
テールライトは、自転車の後ろでピカピカ光るもので、車に自分の存在を知らせるライトです。
暗くなってからや薄暗い所を走っていると、車からは自転車が見づらくて危険で、事故に巻き込まれる可能性があるので、自分の存在をしっかり知らせて自分を守りましょう。
高品質で安い物がいいという人には、キャットアイのオムニ5がオススメです。
オムニ5は、光った光が360度に広がるため、視認性に優れています。
また高輝度LEDを5個も使われているので明るさも抜群なので、子供の安全面を考えても、オムニ5が向いていると思います。
雨具
雨具も必ず必須アイテムなので、必ず用意しておいてください。
天気は急に変わっていきなり雨が降り出すこともあります。
雨で体が濡れてしまうと体力が奪われて余計疲れてしまうので、それを防ぐためにも防水が優れているものを準備しておくのがおすすめです。
カメラ
走行をしている最中景色が綺麗な所があると写真に残しておきたいと思う時もあると思うので、カメラを用意しておくと、思い出を振り返ることが出来るのでオススメです。
最近ではGoProという小型のビデオカメラも人気で自転車につけておくと、自分が走っている風景などを取ることが出来るので、子供の自転車につけておきあとで振り返ると面白いと思います。
GoPro
自転車じゃなくても、ヘルメットにつければ、子供の目線を知ることも出来るので、ヘルメットにつけるのもオススメです。
まとめ
- 坂道や交通量が少ない安全なコースを選ぶ
- 休憩場所をチェックしてこまめに休憩をする
- 安全面を考えてヘルメット、グローブ、テールランプなどで身を守る
- トラブル時に対処できるようにパンク修理セットや空気入れを準備しておく
自転車旅行には、上記のことが重要になるので、是非参考にしてみてください。
子供が色々なことに興味を持つことはいいことなので、挑戦させてみてはいかがでしょうか?
ですが、危険もたくさんあるので、安全面に考慮してしっかり準備をして自転車旅行を楽しんでください。