子供にとって飛行機に乗ることは楽しみでしかありません。
離陸時や着陸時の高揚感は大人になってもドキドキするものです。
しかし、飛行機がいったん離陸してしまうと、ドキドキ感は薄れてきて、次第に退屈してきてしまいます。
長時間のフライトは大人でも暇を持て余してしまいますよね。
特に子供の場合ははしゃぎまわることもできず、同じ場所で同じ態勢でじっとしていなければいけないのは、うんざりしてしまいますよね。
そんな時に大切なのは、暇つぶし対策グッズを持っていくこと。
暇つぶし対策グッズなんかどうせ荷物になるだけだからいらない、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、子供たちにとっては必需品なのです。
今回は、未就学児の暇つぶしグッズをメインにしましたが、小学生以上でも楽しめるグッズも最後に少しご紹介します。
目次
飛行機内の子供の暇つぶし(幼児向け)おすすめグッズ・9選
長時間のフライトで子供たちが飛行機内で退屈しない暇つぶしグッズを調べてみました。
次回子供と一緒に飛行機に乗る際には是非参考にしてみてください。
1.機内のモニターの動画の利用
一昔前の飛行機には各座席にモニターはついていませんでした。
映画も好きな時に見ることは出来ず、決まった時間に前の通路と通路の間に設置されたモニターから映し出される映画を見なければなりませんでした。
しかし、最近の飛行機には各座席にモニターが付いており、特に国際線の場合はほぼ全線でモニターが完備されています。
日本ではまだ未公開の新作映画が上映されていたり、好きなゲームでいつでも遊ぶことが出来るようになっています。
2.イヤホン
飛行機には無料で配られるイヤホンがついています。
しかし、このイヤホンは大人の耳の大きさに合わせて作られていますので、子供の耳には少し大きく感じる場合があります。
子供の耳に合ったイヤホンを持参するようにしましょう。
3.幼児雑誌
幼児向け雑誌を持参することもお勧めです。
最近の幼児向けの雑誌は、単に遊びを目的とした内容の雑誌だけではなく、学習することを目的とした雑誌も沢山出ています。
お子さんの年齢に合った雑誌をチョイスすれば、親御さんが子供に勉強を無理強いしなくても、子供が自然に学んでいるという状態を作ってくれます。
特に好きなキャラクターが雑誌に出ていれば、なおさら子供の興味は高まるでしょう。
また、付録にも注目して雑誌を買うように心がけてみてください。
自分で何かを完成させるタイプの付録や、アニメのDVDなどがついている場合があります。
子供が興味を持ちそうな付録がついている雑誌を選んであげましょう。
4.シールブック
一昔前のシールブックと言えば、一度シールを本に貼ってしまうと剥がすことが出来ませんでしたよね。
しかし、最近のシールブックは一度シールを貼っても何度でも剥がすことが出来るようにコーティングされた素材で作られているのです。
車や電車などの乗り物の種類によってシールが分かれているシールブックや、お姫様の洋服をシールで着せ替えするなど、種類も豊富。
長時間のフライトではシールが何百枚も沢山付いているシールブックがお勧めです。
5.間違い探し本
間違い探しの本は遊ぶだけでなく、子供の教育にも向いています。
間違い探しは、集中力や注意力、記憶力だけでなく、空間認知力や想像力・イメージ力を鍛えることが出来るため、最近注目を浴びている教育方法の一つでもあります。
あまり難しすぎてしまうと子供がやる気をなくしてしまう可能性がありますので、年齢に合った間違い探し本を探してあげてください。
6.なぞなぞ本
頭を使うなぞなぞ本なんかもお勧め。
1人で解いても、友達や家族でなぞなぞを出し合うのも盛り上がります。
本に載っていないなぞなぞを子供自身で作りだす、なんて言うのも楽しいですよね。
7.折り紙と折り紙の本
今や世界でも人気の折り紙。
誰もが一度は鶴を折ったことがあるのではないでしょうか。
折り紙の世界は奥深く、簡単な折り紙から難しい折り紙まで数えきれないほどの折り方ががあり、大人でも楽しむことが出来ます。
手先を細かく動かす動作は、脳を活性化させるということもあり、子供に学ばせたい親御さんが増えています。
8.ワークブック式の絵本
子供に何か集中させたいと思っている親御さんには、ワークブック式絵本がお勧めです。
迷路やクイズといった絵本から「ウォーリーを探せ」などワークブック式絵本の種類は沢山。
一度遊んだことのある絵本でも、意外と子供は答えを忘れていることが多く、何度でも遊ぶことができますよ。
9.音のしないお気に入りのおもちゃ
まだ字が読めない小さなお子さんの場合は、音のしないお気に入りのおもちゃを持って行くと良いでしょう。
特に初めて見るおもちゃなどは、いつも遊んでいるおもちゃに比べて興味を引くため、長く遊んでくれます。
ただ、それだけではなく、いつも遊びなれているおもちゃも持参しておくと、何かあった時に安心ですよね。
デジタルゲームを暇つぶしに入れすぎないこと
最近では、長時間のフライトでデジタルゲームをしている子供もいますが、デジタルゲームにはまりすぎてしまい、旅行への弊害が出てくる可能性があります。
デジタルゲームで飛行機内の暇な時間をつぶした場合の弊害をご紹介します。
すべての興味がそちらへ向いてしまう
昨今、外で遊ぶ子供よりゲームで遊ぶ子供の方が多くなりました。
確かに最近のゲームは展開が早く、大人でものめり込んでしまう人が沢山いますよね。
しかし、せっかく旅行に来ているのにも関わらず、長時間のフライト中ずっとデジタルゲームで遊んでいては、家族との会話よりもゲームに集中してしまい、外から見える景色や、機内食など様々な機内におけるイベントがゲームに向いてしまいます。
ある程度時間を決めて遊ばせるようにすると良いでしょう。
飛行機内での思い出がゲームとなる
家族での飛行機での旅行は思い出になる一大イベントです。
家に帰って来た時に、旅行先での楽しかった出来事を子供と一緒に語り合うことも、旅行の醍醐味ですよね。
それなのに、子供に何が一番楽しかったか?と聞いたときにゲームと答えられてしまったら、せっかく旅行に連れて行ったのに残念な気分になってしまいます。
旅行の思い出がゲームになってしまった。なんてことがないように、予めゲームの時間を決めておくなどしてゲームに集中させすぎないようにしましょう。
小学生におススメの暇つぶしグッズ・4選
今までは未就学児を中心としたグッズを紹介してきました。
次は小学生以上が楽しめる飛行機内の暇つぶしグッズをご紹介します。
1.トランプ
ゲームの定番トランプもお勧めです。
ただ、飛行機のテーブルは小さいので、七並べや神経衰弱などトランプを広げて遊ぶゲームは難しいかもしれませんが、トランプの遊び方は数多くありますので、広げなくても遊べるトランプで暇つぶしが出来るでしょう。
2.脳育パズル ラッシュアワー
前の車を移動させて自分の車を出すというゲームです。
単純なゲームですが、意外とはまってしまう人が多く、ついつい遊んでしまうようです。
1人でも遊べますし、好きな時に辞められるゲームですので、飛行機の時間つぶしにはピッタリでしょう。
3.ルービックキューブ
ルービックキューブは誰もが知る立体パズル。
年齢問わず一生遊べるゲームです。6面全て揃えるのは大人でもできない人が多く、攻略本も出ているほどです。
音も鳴らず、子供の知育にも最適ですし、なにより持ち運びにも便利なので、旅行に持って行く人が多いそうです。
4.タブレット等
最近ではタブレットで遊ぶ子供も増えてきました。
ゲームは良くないというイメージがある人も多いかもしれませんが、メリットも沢山あります。
脳を鍛えたり、物事を計画的に進める力が身についたり、記憶力が上がったりと、悪影響ばかりではありません。
もちろん長時間遊ばせていれば、視力の低下や成長の妨げとなってしまいますので、時間を決めて遊ばせるようにしましょう。
まとめ
長時間のフライトは大人でもうんざりしてしまいますよね。小さな子供ならなおさら。
トランプやシールブックなど飛行機の中での暇つぶし方法は沢山ありますが、デジタルゲームで遊ばせるときには
- ゲームが旅行の思い出にならないようにする
- すべての興味がゲームに向かないようにする
など、注意をするようにしてください。
様々な暇つぶしグッズが出回っていますので、是非上手に活用して素敵な旅行にして下さいね。