子どもとキャンプに行くのに、何歳くらいから連れていってもいいか疑問に思ったことはありませんか。
目が離せない1、2歳にキャンプデビューはちょっと無理がありますよね。
ですが、キャンプデビューが適齢で早ければメリットが沢山あるんです。
大体、3、4歳くらいにデビューするのが色々な条件を見ても良さそうです。
今回は、キャンプは子育てに良いというメリットをまとめてみました。
また、メリットがあればデメリットもある、という事でデメリットもご紹介します。
目次
キャンプが子育てに与えるメリット6つ
キャンプに行くと、お子さんがちょっとたくましく見える、なんて経験ありませんか?
今回はキャンプにはどんなメリットあるのかを6つの項目に分けてみましたので、ご紹介します。
地頭力が鍛えられる
「地頭力」を簡単に説明すると、答えのない問題についても、自分の力で解決することが出来る能力のことを言います。
それが、キャンプによって鍛えることが出来るのです。
確かにキャンプでは正解が1つしかないものなんてほとんどありません。
1つの目標に辿り着くためのプロセスは何通りにもなるのですから。
なので、お父さんお母さんはキャンプでは色々なものに触れさせてあげてください。
それが、地頭力を鍛えることになるのです。
協調性が養われる
家族でキャンプに行くと、色々なことを分担しながら準備をしますよね。
例え、大人だけで出来ることであってもお手伝いをさせてみて下さい。
テントの設営、寝床の確保、食事の準備などなど、みんなで協力したという感覚を味わうことが出来ますよね。
出来上がった達成感は、「みんなでやり遂げた」という協調性につながります。
その継続が「協調性が養われる」という事です。
コミュニケーション能力が身につく
キャンプでは、人と人とが協力しなくては、何もできません。
何かを協力してやるにはコミュニケーションが必要となってきます。
また、キャンプではまったりとした時間をとることも出来るでしょう。
そんな時にはゆっくりと会話を楽しむのもいいでしょう。
自然と、コミュニケーション能力が養われますよ。
トラブルからの回避能力が鍛えられる
キャンプでは何が起こるか分かりません。
例え、色々なことを想定して、たくさんの準備をしてきたとしても、対応しきれない事態になるとこもあるでしょう。
そんな時にどうするか、とっさの判断力も鍛えることが出来るはずです。
また、最近は災害によって非難を余儀なくされる事もあります。
そんな時にもキャンプでの経験が生かされるのではないでしょうか。
食育の場となる
食事の準備も積極的に手伝ってもらいましょう。
いつもはお手伝いしない子たちには、1つ1つの工程が驚きの体験です。
その体験を通じて出来たご飯は、やはりとても美味しく食育の場になるはずです。
また、せっかく作った料理を残してしまい、食品ロスとなってしまう事についても、考える場となるでしょう。
家族で感動を共有でき仲が深まる
例えば、「夜に満点の星空を観察する」ステキな感動体験ですよね。
これを隣で共有できたなら、親子の仲も深まりますよね。
他にも
- 食事が美味しかった
- 川遊びや水遊びが楽しかった
- 山の景色がキレイだった
などなど、感動するポイントはたくさんありますよね。
それを1つ1つ大事に共有してあげるだけで感受性も育まれますよ。
初心者向けのキャンプ準備方法
初心者はどんなものを準備していけば、キャンプを楽しむことが出来るのか、場所をキーワードに3つまとめてみました。
寝る場所を確保する
寝る場所はテントと、寝袋ですよね。
初心者でしたら、コンパクトにたたむことが出来るテントを選ぶといいでしょう。
これでしたら、キャンプだけではなく、もしもの災害時にも使うことが出来ます。
食べるところを作る
食べるところと言えば、火がなくては始まりません。
BBQスペースがあるキャンプ場でしたら、火の元を心配する必要はありませんが、そのようなスペースがない時には焚火台、ガスコンロ、グリルなどを準備しなくてはなりません。
くつろげるところを準備する
くつろげるスペースとはどんなスペースかというと、強い日差しを防いでくれる「タープ」や、折りたためるチェアなどがあるといいでしょう。
もし、近くに木が合って人一人分くらいの体重をかけても大丈夫そうならば、ハンモックなどもおススメです。
キャンプのデメリット
子どもたちにとってのキャンプのメリットを書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
ここでは、デメリットを簡単にまとめておきます。
初期費用が高い
テントやタープ、寝袋、チェア&テーブル、などの泊まるためのもの。
焚火台、ガスコンロ、調理器具、食器のセットなどの食事に必要なもの。
他にも、考えればキリがないのがキャンプ用品です。
必要最低限のものを揃えるだけでも、多少の出費は覚悟しておきましょう。
なんでも自分たちでやらなくてはならない
家族で協力してやるにしても、全てを自分たちでやるにはキャパオーバーにならないようにあらかじめ準備をできることは家でやっていきましょう。
また、キャンプ場で見るおしゃれなキャンパー達に惑わされることなく、自分たちが楽しめるキャンプを堂々としましょう。
虫が苦手
虫はどうしても避けれない問題ですよね。
虫よけのスプレーや殺虫剤など、虫対策万全で行きましょう。
トイレ問題
これも、大きな問題ですよね。
もし、和式のトイレしかなかったら、あまり掃除が行き届いていないトイレだったら……
キャンプ場についてから、「しまった」と思っても遅いので、まずは、行きたいキャンプ場に問い合わせてみると良いでしょう。
リサーチをしていくことが一番の解決策です。
まとめ
- キャンプが子供に与える影響は思ったよりも大きい。
- 初心者でも、自分で出来る準備をしっかりしてい行けば楽しいキャンプが出来る。
- メリットだけにとらわれず、デメリットもしっかりと頭に入れておきましょう。
これからの夏から秋口までは、絶好のキャンプシーズンですよね。
あらかじめの準備は大切ですが、準備不足で忘れてしまったものなどがあったとしても、それを悔やむのではなく、何かで代用できないかなど前向きに行きましょう。
良い思い出となるキャンプになりますように。