年に2回の衣替え。
洋服を片付けていると、くしゃみが出ることはありませんか?
もしかしたら、その症状はアレルギーかもしれません。
詳しい症状については、後に記しますが、その対策方法はあるのでしょうか。
対策6選をご紹介します。
目次
衣替え時のくしゃみはアレルギーかもしれない
衣替えの時になると毎年くしゃみがでるという場合、アレルギーの可能性があります。
ここでは、アレルギーについてまとめていきます。
花粉症かと思いきやアレルギー?
年に2回いずれの衣替えの時期は花粉症シーズンと重ねってしまいます。
これまで花粉症になったことがない場合でも、急に罹患することもあるのです。
代表的な症状は、くしゃみ・鼻水で、これはアレルギー症状と同様。
ですから、区別がつきにくいのです。
衣替えの時だけ症状が出るならば、アレルギーの可能性が高いでしょう。
アレルギー源となるもの
衣替えの際、アレルギーの源があるからこそ症状がでてしまうのです。
では、どのようなものが考えられるのでしょうか。
以下、いくつかご紹介します。
- ダニ、ダニの死骸
- カビの胞子
- 綿ボコリ
- 髪の毛(ペットの毛)
などです。
また、衣替えを行うことによって、部屋のハウスダストが舞い上がり症状が出てしまうこともあります。
ハウスダストアレルギーの簡単な対処方法
もしハウスダストアレルギーだったという場合、対策を行うことで症状を緩和させることも可能です。
では、どのような対処があるのでしょうか。
以下、簡単な対処方法をご紹介します。
- 空気清浄機を設置する
- ダニ対策が施されたリネン類(特に寝具)を使用する
- 丸洗い可能な布団を使用し、こまめに洗濯をする
- 風の強い日は窓を長時間開けない
- こまめに掃除洗濯を行う
などであれば、今すぐにでも始められるでしょう。
衣替えで次シーズンのものを出した時の対策3選
衣替えでは「次シーズン」の衣類などを出す必要があります。
このタイミングでのハウスダスト対策について考えていきましょう。
以下、3つその対策をご紹介します。
必ずマスクを着用する
アレルギーの源となるものを「吸い込まない」ことが大切です。
そのために出来る基本的な対策。
それが、マスクの着用です。
特殊なマスクである必要はなく、一般的なもので十分でしょう。
出した衣類は洗ってから着る
衣替えで片づける時に「しまい洗い」を行います。
ですから、出した時はそのまま衣類も着用できると考えることが多いようです。
アレルギーを考慮すると、そのまま着用することはオススメできません。
出した衣類は一度、洗濯をしてからが良いでしょう。
洗濯方法は以下のようなポイントがあります。
- ニット類は必ず手洗いをする
- 30℃のお湯に中性洗濯洗剤を入れて十分に泡だてる
- 押し洗いが基本
- 脱水時は洗濯ネットにいれて3分
- 平置きで乾かすのがベスト
- 乾かす際は必ず陰干しを心掛ける
です。
コインランドリーで乾燥機を利用する
もし、近くにコインランドリーがあれば活用してみてください。
コインランドリーは乾燥まで終わらせることができます。
高熱で乾燥をしてくれるので、その熱でダニを殺すことができるのです。
注意点としては、コインランドリーで洗い終えたものは自宅で「吸い取り作業」を行うということです。
方法は簡単で、掃除機などを使って掃除をするだけです。
ダニの死骸を駆除するのがその目的となります。
衣替えでしまう時のハウスダスト対策3選
「出す」ばかりではなく「片付ける」のも衣替えの作業です。
これから片付けるという際に、できるハウスダスト対策はあるのでしょうか。
ここでは、3つのハウスダスト対策をご紹介します。
1回しか着ていないものもクリーニング
1回しか着ていないニットやアウター類。
汚れも無いし、そのまま片付けても良いと感じてしまうかもしれません。
しかし、これがハウスダストの源になってしまうのです。
1回でも着用したものはクリーニングに出すようにしてください。
自宅で洗えるニット類であれば、家で行っても構いません。
家で洗う場合、まずは絵表示を見ましょう。
その指示に従って洗濯を進めていきます。
必ずオシャレ着洗い専用の洗剤を使用し、30℃前後のお湯で洗ってください。
洗濯機によっては、オシャレ着コース・ドライコースなどが用意されているので、使っても良いでしょう。
ただ、手間はかかっても手洗いが安心でオススメです。
クローゼットの掃除
衣替えというと、どうしても衣類に目が行ってしまいます。
しかし、クローゼットにも目を向けてみましょう。
衣類を片付ける際、どんなに綺麗に洗濯をしてもその場所が汚れていては意味がありません。
クローゼットの中をしっかりと掃除してください。
特に、奥の角には綿ホコリがたまりやすいのでチェックしましょう。
水拭きができる素材であれば行いましょう。
素材に合わせた掃除グッズを利用してください。
収納ボックスを中に入れている場合、すべて外に出してから掃除をします。
収納ボックスも拭くと清潔に保てます。
掃除が完了したら、しばらくドアを開けて完全に湿気を飛ばすように心がけるのもポイントです。
クローゼットの換気
クローゼットの掃除が完了したら換気も行いましょう。
換気方法は、以下のようなものがあります。
- 入口に扇風機やサーキュレーターを置いて風を送る
- 除湿器をクローゼットの近く、中で稼働させる
- 除湿剤の設置
- 換気扇がついていればスイッチをオンにしておく
- 近くに窓があれば、クローゼット・窓それぞれを空けて風を通す
などが簡単です。
この後、衣類を収納してください。
そして、出来れば週に1度はクローゼットの扉を開けて換気させてください。
換気時間は30分程度でも構いません。
そのことで、ダニやカビの繁殖を防ぐことができます。
これは、アレルギー対策にもつながるのです。
まとめ
- 衣替え時のくしゃみはアレルギーの可能性もある
- アレルギー源を知ると対処方法が見えてくる
- 衣替えで衣類を出す、片付ける際の対策を実践して症状を防ぐ
- 衣類やクローゼットの洗濯は必ず実施する
- 衣替え時と定期的なクローゼットの換気を心がける
アレルギーが出てしまうと1日中辛いということもあります。
対策を行うことで、症状を防ぐことができるのです。
そして、大切な衣類やお部屋をより美しく保つことにもなりますので、実践してみましょう。