子ども手帳を使うことで、勉強やお手伝いが自主的にできるようになります。
子ども手帳のルールはとっても簡単!
やるべきことを書き、マーカーで消し、ポイントを精算します。
これだけで子どものやる気がグングン上がり、勉強やお手伝いもバッチリ!
さらに、子ども手帳を長続きできるための使い方のコツもご紹介します。
目次
子ども手帳の使い方で、子どものやる気が変わる!
子供が勉強やお手伝いをやってくれない!
そんなときは、子ども手帳を活用してみましょう。
大人だけではなく、子どもも手帳を使うことで、日々の予定ややるべきことを管理することができます。
また目標達成の力を養い、勉強やお手伝いを習慣化できるようになります。
子ども手帳で、子どものやる気をぐんぐん引き出し、楽しく予定や目標を管理しましょう!
子ども手帳の使い方のルール・楽しみながら行うには?
子ども手帳の使い方のルールは、シンプルに3つだけです。
まず、手帳かノートを用意しましょう。
子どもに好きなデザインを選ばせると、よりやる気が芽生えてきます。
女の子ならシールやテープで、好きなようにデコるのもおすすめです!
とても簡単な子ども手帳の使い方のルールを3つご紹介します。
1.やるべきことを書く
まず、1週間分の予定を子ども手帳に書かせてみましょう。
やるべきことは、宿題や習い事、家のお手伝いなど何でもOKです。
低学年の子どもの場合は、親子で相談しながら一緒に進めましょう。
さらにワンランク上の子ども手帳を目指すなら、「約束ごと」を決め、ページの一番上に書くこともおすすめです。
「約束ごと」とは、家族内での約束ごとです。
例えば、脱いだ服は洗濯かごに入れるや、ゴミはゴミ箱へ入れるなど、とても簡単な約束ごとを1つ決めます。
一日できたら1ポイントなどご褒美があれば、より自主的に守れるようになります。
言われなくても出来るようになれば、また新しい約束ごとを決めましょう。
2.終わったら赤で消す
次に、子ども手帳に書いた予定を確認し、できたことはマーカーで消し、できなかったことは残しましょう。
項目が塗りつぶされれば、できたことが一目瞭然でわかります。
頑張った実感が得られ、より頑張ろうという意欲が芽生えます。
さらに、できたことをポイント化してみましょう。
勉強は3点、お手伝いは2点、約束ごとは1点など、あらかじめ決めておきます。
ポイント制にすると、子どもが大好きなゲーム感覚で楽しめます。
ゲームは、頑張れば頑張る程バージョンアップしたり、点数が上がったりします。
自分がどれだけできたか、成長したかがはっきりとわかるようになっています。
ポイントが増えていくことで、子どもが嬉しくて続けたくなるのです。
3.消した分だけポイントを精算する
できたことをポイント化したら、まとめて精算してみましょう。
ポイントがたまったら、子どもにごほうびを上げましょう。
しかし、ゲームなどの欲しいものをごほうびにすると、手に入れた途端に続けるモチベーションが下がってしまうことがあります。
ノートや文房具などの一般的なものは、子どもも喜ぶので、より長く継続できます。
また、ポイント1点=1円の報酬制にするのもオススメです。
ポイントが貯まるのが嬉しくて、子どものやる気がグングン伸びます。
しかし、ごほうびを取り入れてしまうと、それを目的に動く子どもになってしまうのではないかと心配になる親も多いと思います。
その心配は、無用です。
なぜなら、だんだんと「できる自分」になり、嬉しさと楽しさを実感することができるからです。
最初は、ポイントが目的で動いていても、継続することでだんだんと「できる自分」になります。
そうすると、自分でできることに自信がつき、ポイントが目的ではなくなっていきます。
そのうちに長続きし、やるべきことが定着します。
どうしても気になる場合は、終わった作業の消し込み作業をするだけでも、効果があります。
モチベーションがあがり、自分から動ける子供に一歩近づきます!
子ども手帳の使い方のコツ・長く続けるためには?
大人でもいつの間にか、手帳を開かなくなることもあるのに、子供が長続きするか心配・・・
そんな方でも大丈夫!
まずは子供と相談し、できることから始めてみましょう。
子ども手帳を長く続けるための、2つのコツをご紹介します。
1.「やる事」の量を少なく設定する
最初は張り切って、予定をたくさん書き込んでしまいそうになりますが、詰め込みすぎないようにしましょう。
確実にできる量の「やる事」を書いていき、余裕があるようなら、少しずつ量を増やしていくことがオススメです。
「やる事」ができないまま、次の週になってしまうと、やる気が下がっていきます。
最初の段階で決める「やる事」の量は少なめに設定しましょう。
少ない量で設定することで、やるべきことのハードルを下げることができるからです。
やる事の量が多いと、どうしても腰が重くなり、やる気が下がってしまいます。
例として、
改善前:国語と算数の宿題×週3
改善後:国語または算数の宿題×週7
改善前も改善後も、最終的には同じ量ができることになります。
一旦取り組めば、もう1回分やろうという気持ちが沸いてくることもあり、やるべきことのハードルを下げることは、とても効果的です。
2.親からのコメントを書いてみる
子ども手帳が使えるようになってきたら、親からコメントを書いてみましょう。
できたところを褒めたり、次に頑張って欲しいことを書いてみると、子どものやる気が上がります。
ゆくゆくは本人の力だけで、手帳を活用できるようになるのが理想ですが、最初は親のサポートが大切です。
また、子どもに任せっきりにせず、親から声かけをしましょう。
「やる事」ができたらマーカーで消すことや、「やる事」があとどのくらい残っているか確認します。
「やる事」があらかじめ手帳に書き込んであるため、親から声かけをされても、そんなに抵抗感はありません。
気張らずに、できることから楽しく進めていきましょう!
楽しくなる!色々な使い方ができるおすすめ子ども手帳
様々な子ども手帳が発売されている中で、特に使いやすく、子供が楽しめるものをご紹介します。
是非、子供に合った手帳を探してみてください!
1.はじめての子ども手帳
はじめての子ども手帳といえばコレ!
1週間にやるべきことを自分で書き込み、マーカーで消し、ポイントを記載するシンプルな子ども手帳です。
1週間のやるべきことを書くページに、フリースペースが設けられています。
親と文字でのコミュニケーションに使ってもよし、子供が自由に書き込んでもよし、とても使いやすくおすすめです!
はじめての子ども手帳 日付記入式手帳 石田 勝紀
2. こどものおうち手帳 チャレンジ版
B5サイズの見開きページで1ヶ月の予定が確認できる、月間カレンダーページが特徴です。
予定やするべきことを書き込むことで、その月のやるべきことを忘れずに実行できます。
その日ごとの気分をマークする欄や、お手伝いや読書をした時にチェックする項目などもあり、習慣付けがしやすくオススメです!
クツワ METETE こどものおうち手帳 チャレンジ版 ミントブルー ME202B
3. 小学生の生活日記
1月始まりで1年間使えるタイプの子ども手帳です。
子供のやるべきことを書けるスペースが豊富で、好きな内容を自由に書き込めます。
各月の終わりのページに、子供が興味を持つ自然や生活に関するコラムが書かれており、より楽しめる1冊となっています。
小学生の生活日記 2020年 1月始まり
まとめ
・子供の勉強やお手伝いが捗らない、そんな時は是非、子ども手帳にチャレンジしよう!
・子ども手帳のルールは、やるべきことを書き、マーカーで消し、ポイントを精算するだけ!
・子ども手帳を長く続けるコツは、最初こそやるべきことの量を少なめに、詰め込まず、楽しく進めよう!
・親からのコメントや声かけがあると、子供のやる気もグンとアップ!
・様々な子ども手帳が発売されているので、子供に合うものを探してみよう!