潮干狩りのシーズンと言えば、4月~6月が普通です。
有料の潮干狩り会場ではその時期にしか、開催していませんよね。
しかし、8月になっても潮干狩りが出来るスポットがあるのです。
それは、無料で潮干狩りが出来るスポットです。
無料のスポットは、通年を通して潮干狩りが出来るのですが、どんなことがあっても自己責任であることは忘れてはいけません。
今回は5箇所の潮干狩りスポットと8月に潮干狩りをする注意点をまとめてみました。
関西で8月まで潮干狩りが出来るスポット
今回調べてみた結果、関西の三重県と兵庫県の潮干狩りスポットが、8月も潮干狩りを楽しむ事が出来るようです。
全部で5箇所の潮干狩りスポットについてまとめてみました。
御殿場海岸(三重県)
御殿場海岸は三重県でも有数の潮干狩りスポットです。
浜辺は県立自然公園に指定されていて、とてもきれいな所です。
基本的には無料なのですが、有料スペースもあるそうなので、興味のある方は下記のHPをご覧ください。
【住所】
三重県津市藤方
【アクセス】
電車:JR紀勢本線津駅 三重交通バス岩田橋経由米津・香良洲行きで20分 御殿場口下車 徒歩5分
車:伊勢自動車道津IC 約8分
【駐車場】
無料500台 有料1500台(1日500円)
松名瀬海岸(三重県)
遠浅の穏やかな海岸です。
8月まで潮干狩りも楽しめますが、同時に海水浴も楽しむことが出来ます。
【住所】
三重県松阪市松名瀬町
【アクセス】
電車:JR松阪駅か近鉄松阪駅より 車で約20分
車:伊勢道松阪ICから 国道23号経由約14㎞
【駐車場】
無料500台
【HP】
https://www.matsusaka-kanko.com/information/information/matsunase/
香良洲海岸(三重県)
約2㎞ある遠浅の海岸、潮干狩りシーズンは結構な数の潮干狩り客で一杯です。
また、近くにはキャンプ場があり、そこを含めて1日アウトドアを楽しむ方もいるそうです。
【住所】
三重県津市香良洲町1878
【アクセス】
電車:JR津駅か近鉄津駅東口から バスで30分 北浦か香良洲公園下車 徒歩3分
車:伊勢道久居ICから 国道165号経由11㎞ 約25分
【駐車場】
無料200台
南芦屋浜ビーチ(兵庫県)
芦屋と言うと高級住宅街を思い浮かべますが、その芦屋の近くで潮干狩りが出来ます。
無料スポットなので、天然の貝ばかりなので、あまり沢山採れるわけはないそうです。
天然ものなので採った貝は、しっかりと砂抜きをしてから食べるようにしてくださいね。
【住所】
兵庫県芦屋市陽光町1
【アクセス】
電車:阪急芦屋川駅か阪神・JR芦屋駅より 阪急バス71系統芦屋市総合公園前下車 徒歩5分
車:阪神高速芦屋出口より 約10分
【駐車場】
有料駐車場利用
浜甲子園運動公園(兵庫県)
最後に紹介するのは、海に面した大きな公園での潮干狩りスポットです。
野球や、テニス、体育館まであり様々なスポーツが出来ます。
また、船の形をしたアスレチック遊具が有名で、地元の方たちに親しまれています。
その公園に隣接した海岸で潮干狩りが楽しめるので、1日外で遊んで帰ることが可能ですよ。
【住所】
兵庫県西宮市枝川町26
【アクセス】
電車:鳴尾駅南口出口より 約20分
甲子園駅出口より 約25分
洲先駅出口から 約25分
車:名神高速道路の大阪方面の出口を出る 国道43号に入り県道340号へ 浜甲団地通りへ すぐ右手
【駐車場】
257台
30分100円(大型車300円) 1日最大1000円(大型車3000円)
【HP】
https://www.nishi.or.jp/access/sports/koen/hajakoshien.html
8月に潮干狩りをする注意点
8月も潮干狩りができるスポットがあるというのに、なぜ有料の潮干狩り場は6月末くらいまでで終わってしまうのか。
それは潮の満ち引きや、貝毒などの要因があげられます。
今回はその要因についてまとめてみました。
潮の満ち引き
潮干狩りのベストシーズンとされているGW前後は、昼間に大きく潮が引いて行きます。
だからこそ、たくさんの人がGW付近に潮干狩りに出掛けていくのです。
また、春は天然ものアサリなどは産卵を迎え、身が大きいので、絶好の潮干狩りシーズンなのです。
ベストシーズンが直前にあることから、8月には潮干狩り客はほとんどいないそうです。
貝毒の危険性あり
潮干狩りで怖いのは、貝毒です。
4~6月の有料の潮干狩り場では、アサリをまいているので、貝毒の心配はありません。
ですが、今回ご紹介した潮干狩りスポットはどこも無料で天然物を食べることになります。
天然のものは、もちろん貝毒が発生する可能性があります。
特に、6~8月は海水温が上がるので、貝毒の発生の可能性は高くなります。
なので、事前に行きたい潮干狩りスポットの貝毒情報を調べてから行くことをおススメします。
自治体のHPで、貝毒の検査結果について紹介されています。
6月までのハイシーズンに採りつくされている可能性あり
無料の潮干狩りスポットもGWがベストシーズンという事で、たくさんのお客さんが潮干狩りを楽しみに来ます。
有料の潮干狩り場はアサリをまいているので、採りつくされたという事はありませんが、無料のスポットでは、天然物を採りつくされている可能性が多いのです。
あまりにも小さな貝は、自然保護の観点から海へ戻すようになっているスポットが多いです。
8月には持って帰れる貝が、あまり貝が残っていないというのは事実です。
まとめ
- 8月まで潮干狩りが出来るのは無料スポットがほとんど
- 8月に潮干狩りに行くのであれば、潮の満ち引きや貝毒の情報をあらかじめリサーチしましょう。
今回は、関西地方の8月でも潮干狩りができるスポットをご紹介しました。
無料で出来ることは確かに魅力的ではありますが、潮が満ちてきて水位が高い中での潮干狩りは危険を伴う事もあります。
楽しく安全に、潮干狩りが出来るように事前の準備、情報収集をきちんとしてから出かけましょう。
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