入学

【入学のしおり・高校】気になる内容は?どの学校にも書いてある内容をまとめてみました。

高校に入学するにあたって、入学のしおりはどんな学校でもありますよね。

それにはどんなことが書いてあるのか、気になりませんか?

今回は、入学のしおりに書いてある基本的な内容をメインにご紹介していこうと思います。

また、入学のしおりにも記載されていることが多い、各学校の校訓を調べてみましたので、ご紹介します。

各学校により学校のカラーみたいなものがあるので、調べてみると面白いですよ。

 

【入学のしおり】高校のしおりに書いてある基本的な内容

まずは、学校のしおりにはどんなことが書かれているのか、基本的な内容をご紹介します。

主に、高校の学校生活が始まる前に、準備しておいてほしいことが書かれています。

 

入学式までの予定と諸手続き

初めに、入学するにあたって準備することが書かれています。

・入学金の納付について
・入学式までの日程について(制服などの採寸や諸物品の注文のため)
・オリエンテーションの日程について
などが、メインとなります。

 

授業料の案内・納入について

入学金を支払った後は、授業料の納付についてです。

・授業料の金額
・納付の仕方
などが、書かれています。

 

提出書類等について

お金関係のものが終わったら、提出書類について書かれていることが多いです。

例えば、
・誓約書
・個人情報の取扱いに関する承諾書
・生徒名簿原稿
・地歴科目選択届
一例ですがこのような書類が必要になってくるそうです。

最近は、書類が渡されるのではなく、自分たちで、提出書類をダウンロードして書くようになっているようです。

 

奨学金について

奨学金についても書かれています。

いくつかの奨学金が紹介されていて、学費を払うことが難しい成績優秀者には、優先して奨学金出るような仕組みになっています。

奨学金は、貸与と給付の制度がありますので、そのあたりの見極めは非常に大切です。

 

校長先生からの挨拶・校訓

校長先生の挨拶は書かれていたり、書かれていなかったり、それぞれの学校によって違います。

もし、校長先生の挨拶が書かれているとすれば、しおりの最初の方です。

校訓は校長先生の挨拶の後に紹介されていることが多いです。

校訓については、下記にて詳しくお話ししようと思います。

ぜひ最後までお付き合いください。

 

PTAについて

入学のしおりでPTAについて書かれていることは、あまりありませんが、学校によっては書かれているので、読んでおく必要があります。

見逃してしまった場合、知らないうちに役員になってしまっていたということが考えられないとも言い切れません。

入学のしおりですが、自分の子供が不利な状況にならないためにも、きちんと目を通しておいた方が良いと思います。

 

色々な高校の校訓とはどんなものがあるのか集めてみました

続いては、色々な高校の校訓について調べてみました。

ちなみに校訓の正しい定義はご存じですか?

校訓とは、「学校が定めている教育に関する目標や方針などを成文化したもの」とされています。

各学校、それぞれの校訓があり面白いですよ。

 

誠実・忍耐(大阪府立能勢高等学校)

「誠実」の意味は、私利私欲がなく人や物事に対して真心があり、そして嘘などついたりしない真面目さがあるという意味です。

「忍耐」の意味は、辛さ・苦しさ・怒りをじっと我慢することや、耐え忍ぶこと、という意味があります。

その2つを足して、大阪府立能勢高等学校の校訓としています。

 

誠実(埼玉県立鴻巣高等学校)

校訓は、大阪府立能勢高等学校と同じ「誠実」ですが、教育理念も一緒に掲げられていたので、そちらもご紹介します。

《教育理念》
心清く、気高く、他人(ひと)のために生きられる律儀な青年に育て

この教育理念は、福沢諭吉の教え子でもある、埼玉県立鴻巣高等学校の初代校長、加藤正之助の教えでもあるそうです。

誠実という校訓に合った教育理念ですね。

 

心理と正義を愛し、勤労と責任を感じる(埼玉県川越総合高等学校)

この校訓をもとに、目指す学校像と目指す生徒像が掲げられているので、そちらもご紹介します。

《目指す学校像》
農・食・環境・生活を基幹とした総合学科の特性を生かし、完成を磨く中で人間力を高め、総合的な学力の定着と向上を図る

《目指す生徒像》
広い視野を持ち、夢の実現に向けて学び続ける生徒

このように目指すべき学校像や生徒像があるのは、生徒にとって、学業に専念しやすい環境になっているのではないかなと思います。

 

誠実・自主・創造(愛知県立豊田高等学校)

3つの柱の校訓と共に、教育目標が掲げられているので、ご紹介します。

《教育目標》
知・徳・体の調和のとれた人間形成を目指し、国家及び社会の発展に寄与する青年を育成する

という風に、教育目標が定められています。

これをもとに、指導目標も定められているのです。

 

六綱、三領(長崎県立長崎北高等学校)

この学校は、六綱と三領とに分けて校訓を出しています。

《六綱》(人間としてあるべき姿を示したもの)
・心理 正義
・自主 協調
・責任 誠実
・礼節 勤労
・友愛 切磋
・健康 明朗

《三領》(生きていく上での心の持ち方を示唆)
・誇りを持ち自信を持つ
・高い理想を掲げる
・歴史を創る使命感に生きる

この2つを掲げていて、最終的には「厳しさの中にある教育」を目指しているということです。

 

まとめ

・高校の入学のしおりには、特に入学までに準備してもらいたい事などが多く書かれていました。

・学校の校訓を入学のしおりでも紹介している学校もありましたが、他にも学校の校訓もしっかりと掲げ、教育に力を入れているようでした。

今回、入学のしおりについて調べてみましたが、ダイレクトに必要な物の値段が載っていたり、提出用の書類も家でプリントアウトするようになっていたりして、正直とても驚きました。

その内、入学のしおりは無くなり、すべてネットで見るようになる時代が来るようになるのでしょうか。

ですが、個人的には入学のしおりは無くならないでほしいと思っています。

皆さんはどう思われますか?


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