習い事をさせたいけれども、金銭面の余裕がそこまでない、というご家庭ありませんか?
また、どうせ習わせるのであれば、将来に役立つものが良いですよね。
今回は、費用も安く将来に役立つ習い事5つをメインにご紹介します。
また、家計にかける習い事の値段の割合や、安い習い事を見つける手段についてもまとめていこうと思います。
目次
子供の習い事で費用が安いもの5選
まずは、出費があまりかからない習い事を5つご紹介していきます。
スイミング
【初期費用】
入会金:5000円程度
年会費:3000円程度
※この2つの出費については、キャンペーン中だと無料や割安になる場合があるので、チェックしておくのが良いと思います。
購入品:水着、水泳帽、バッグ、Tシャツなど
※普通に購入すると10000円位しますが、こちらもキャンペーンなどを利用すると、無料となる場合があるので、要チェックです。
【月謝】
6000円~10000円
【その他の費用】
送迎用のバス代が毎月かかります。
【特徴】
水泳は思っている以上に体力がつきます。
また、水の中では、何もしないと沈んでしまいます。
一生懸命に泳ぐという事によって集中力がつくそうです。
東京大学の学生には水泳経験者が多いと聞きます。
水泳で培った集中力が勉強への集中にも良い影響を与えたとも言われます。
書道
【初期費用】
書道道具一式の購入:3000円~5000円
※学校の授業でも必要になるものなので、初期費用として高くはないと思います。
【月謝】
小学生:2500~4000円位
【その他の費用】
昇給試験を受ける検定費用:3000円~10000円程度(受ける級や段による)
級や段を取得するようになると、書道協会の会報誌を購読する必要があります。
その会報誌の費用が半年で4000円程かかります。
また、消耗品として半紙や墨汁の準備が必要になります。
【特徴】
習字の1番の特徴としては、集中力が身につくという事です。
また、きれいな字を書けるという事もメリットのひとつでしょう。
お手紙などを書く時や人に見せる書類などを書いた時の印象がとても良くなりますよ。
英会話
【初期費用】
年会費:10000円程度
【月謝】
6000円~8000円
※現在はオンライン英会話教室も増えてきており、ネット環境がきちんとあれば、月謝もさらに安い(3000円程度)ので、続けやすいと思います。
【その他の費用】
教材費:10000円~20000円
【特徴】
小さい頃から英語に触れているだけあって、英語への抵抗感を持たずに英語を好きになってくれるでしょう。
また、小学校から始まる英語の授業にも有利となるでしょう。
ダンス
【初期費用】
購入品:ダンス用シューズ、練習着
【月謝】
5000円~8000円
有名ダンサーが教えてくれるところだと、月謝もこれ以上に高く設定されてきます。
しかし、
・気軽にダンスを楽しみたい
・授業でも取り入れられているので練習させておきたい
・とにかく安く習いたい
という方には、公民館で行われているダンス教室がおススメです。
月謝は2000円前後となり、格安です。
【その他の費用】
発表会を開く教室だと、発表会代が必要になります。
※発表会を開く場所や規模により金額に差が出てきます。
【特徴】
体育の授業に取り入れられたダンスは、最近人気が出てきた習い事のひとつです。
リズム感や俊敏性などが鍛えられる他、チームワークなどの協調性も学ぶことが出来ます。
通信教材
【初期費用】
特にかかる費用はありません。
【月謝】
2000円~3000円程度
【その他の費用】
教材も揃って届くので、月謝以外のお金はかかりません。
【特徴】
幼児教室などは高額なところが多いのですが、教材費も込みの通信教材は格安です。
また、家で勉強をするという習慣をつけるためにもぴったりだと思います。
子供に習い事をさせたいが本当に安い習い事とは?
続いては、習い事をさせるためには家計からどの程度費用を捻出すれば良いのかを調べてみましたので、ご紹介します。
知っておきたい家計に対する習い事の適正割合とは?
家計に対して、子供の習い事費用の割合は、「手取り月収の5%」が適切だと言われています。
しかし、年齢が上がるにつれて月謝も高くなる傾向にあるので、「子供の年齢に応じて3~10%」と考えておくのがいいでしょう。
子供が2人以上いる場合は習い事にかかる出費を、上手くバランスを取る必要があります。
本当に安い習い事かどうかは月謝以外の費用による
月謝は毎月かかるお金という事で、見えやすい出費です。
ですが、習い事には、その他にかかる費用が沢山あります。
楽器やユニフォームの購入代、教材費はもちろん、発表会や遠征費なども習い事にかかる出費です。
1年で計算してみると、案外、上記に挙げた「手取り月収の5%」を超えることになっているかもしれません。
そのような理由から、「その他の出費」が少なければ少ない程、安い習い事という事になります。
安い習い事を見つけるには
安い習い事や月謝についてなど、ご紹介してきましたが、ではどうすれば安い習い事を探すことが出来るのかをご紹介していきます。
公民館や地域の習い事をチェック
公民館に行くと、公民館などで行われている習い事の募集ポスターがいくつも貼ってあります。
それらの習い事は基本的には安価(1000円~3000円)で参加できるものが多めです。
例えば
・習字やボールペン字
・ヒップホップダンス
・英会話教室
・武道
・バレエ
・絵画教室
など、公民館の施設を使ったものが多く出てきます。
しかし、水泳やピアノ教室などは設備がないので、難しいと言えます。
公民館で習うと、レベルが低そうと思われがちですが、講師の先生によって変わってくるので、教室全体のレベルが低いとは言えなさそうです。
市民だよりなどの広報誌をチェック
もう1つ地域の情報を集めるのにぴったりなツールが、市民だよりや地域新聞などです。
募集中のサークルや教室を載せているページがありますので、興味があるようなものがあれば、ぜひ体験レッスンに申し込んでみるのが良いと思います。
営利目的ではないサークル活動がおススメ
公民館などで行っている教室はあくまでもサークル活動で、営利目的ではないことを覚えておいて下さい。
普通の習い事は講師の先生が生徒を集めて教室を開催というものですが、サークル活動は、その習い事をしたい人たちが集まり、必要な時に講師の先生を呼んで謝礼を支払うという仕組みです。
なので、どんな先生を呼んで、レベルがどれくらいなのかは、実際に参加をしないと分からないという事は注意しておいてください。
まとめ
- 比較的、安く習える習い事は水泳や習字などです。
- 子供の習い事が家計をひっ迫させないように、習い事にかけてもよい価格をしっかり計算しておきましょう。
- 安い習い事を探すなら、公民館に貼ってあるポスターや市民だよりなどを参考にしましょう。
安いからと習い事を選ぶのではなく、お子さんのやりたい習い事をしっかり聞いたうえで、安い教室がないかどうかを探しましょう。
また、特に何も習い事をしていないけれども、何かお試しで始めてみたいという時には、公民館などの教室を活用するのも良いと思います。