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韓国の美容学校に入学するための方法を教えます
韓国のアイドルやファッションは日本でも海外でも人気が高く、美容技術の向上は目を見張るものがあります。
本記事では韓国の美容学校に入学するための方法やビザ、費用、おすすめの専門学校について紹介します!
さらに、気になる美容師の国家資格取得状況も解説。
これから韓国の美容学校に留学を希望されている方、韓国の美容師状況について気になる方はぜひ検討してみてくださいね。
タイミングはいつがベスト?
ベストタイミングは「自分が行きたい!」と思ったとき。
自分なりにしっかり考え、それでもどうしても韓国で学びたい、暮らしていけると思ったら即行動しましょう。
多くの人は高校卒業後や大学卒業後など、区切りの良いタイミングで入学しているようです。
語学やビザは?
実際に入学しながら学ぶこともできますが、基本的に韓国の美容学校では韓国語で授業で行われます。
韓国語がろくに分からないまま、いきなり授業に出るのはかなり厳しいと思われます。
参考書を読んだり、レッスンを受けたりしながら、入学までに習得出来るようにしておきましょう。
中には夏休みや冬休みを利用して、短期の語学留学に行かれる方もいるようです。
韓国語と日本語は文法が非常によく似ているので、日本人が韓国語を習得するのは容易だと言われています。
とは言っても、語学を完璧にマスターするのはやはり相当な時間が必要です。
語学は毎日続けることが大事なので、楽しく学べるようにしたいですよね。
さて、気になるのはビザ。
2021年1月現在、ビザの申請は受付されていますが、ビザ申請時に申請日から48時間以内に提出された医師の診断書の提出が必須とされています。
ビザの申請から発給まで最低1ヵ月程度の時間がかかっているようです。
「あれ?日本国籍ってビザ免除措置があるんじゃないの」
と思った方もいるかもしれません。
実は2020年3月9日からビザ免除措置は停止になっています。
しかも2020年3月9日以前に発行されたビザは無効です。
感染症対策のために、世の中が不安定になっていますので、今まで出来ていたことが出来ない…なんてことは沢山あります。
必ず確認しましょう。
下記URLは海外出張のコンサルティング会社である日本橋夢屋の公式サイトです。参考にしてみてください。
https://www.tokutenryoko.com/service/visa/71
韓国のワーキングホリデーを利用するのも手
韓国のワーキングホリデー制度は就労・就学期間が無制限。
ただし、有効期限はビザ発給後から最長で12カ月。
まずは韓国に住んでみて、実際どのようなものなのか経験してみるのもよいでしょう。
18歳から30歳以下までであれば利用することができるので、調べてみてくださいね。
https://www.lastresort.co.jp/wh/country/kr/
ただし、先ほども言った通り、感染症対策のために状況が異なる場合があります。よく調べておきましょう。
費用はどれくらいかかる?
コースや期間にもよりますが、1年間語学学校に通いながら6ヶ月程度学ぶのであれば、80万円から150万円程度かかります。
その他生活費は1ヶ月で8万円から15万円程度追加でかかってきます。
となると、300万円程度は必要だと考えてよいでしょう。
難易度は?
美容学校に入学するための難易度に関しては情報がなく、分かりませんでした…。
海外留学のエージェントに問い合わせたり、資料を取り寄せてみるのがよいでしょう。
あくまでも参考程度になりますが、日本の専門学校の場合は面接と作文、願書を提出して結果を待ちます。
そう考えると韓国の美容専門学校も似たようなものではないかと思われます。
おすすめの美容学校は?
美容大国と言われるだけあって、韓国には沢山の美容学校があります。その中でも特におすすめの美容学校を紹介します。
・SEKC美容学校
韓国の中心地であるソウルと江南で流行中のメイクを学ぶことができます。
人数は少人数制なのでじっくり教えてもらえます。
また、日本語と韓国語の通訳も付いているので韓国語に自信のない方でも安心。
http://www.sekckorea.com/jp/beauty/beauty.php
・ミョンジ専門大学 芸術健康学部 ビューティーアート科
韓国でも有名な私立大学。
ヘアデザイン、皮膚美容、メイクアップ、コーディネーションに細分化されています。
実際の現場で活かせるような実技教育行っています。若くて実力のある教授が多く在籍しています。
https://jpn.mjc.ac.kr/mjcIndex.do
・スウォン科学大学 ビューティーコーディネーション科
美容に関する豊富な知識、専門的な知識と技術を学ぶことが出来ます。学んだ知識から唯一無二のアイディアを出せる美容師になりたい人におすすめ。
・東南保健大学 皮膚美容科
交通の便が良く、閑静な住宅街に位置しているので授業に集中できます。
・プチョン大学校 ヘアー専攻、ビューティー専攻
韓国語の留学が可能。
寄宿舎、日本語サポートがあります。
他の大学に比較して学費が安いのも魅力。
周辺にはおしゃれなカフェもあり、授業後にリラックスするのも良いかもしれませんね。
https://www.bc.ac.kr/user/nd62812.do
・キョンイン女子大学 ビューティーケアー科
外国人留学生を積極的に受け入れている大学。
語学を学べる語学堂が付属で置かれているので、語学留学を学び終えた後で専攻を学ぶことができます。
https://dept.kiwu.ac.kr/beauty/index.do
韓国で美容師として働いていたら日本でも働くことは可能なの?
日本の美容師は主に髪の毛に関する業務を行うことが規定されていますが、韓国では手入れをするという規定しかなく、4種類の美容師に区分されています。
ここではあくまで、日本の場合の美容師に限った話だと思ってください。
結論から言ってしまえば、資格を持っていれば働くことは可能です。
ただし、日本では新人職員はアシスタントとしてしばらく働き、ようやくスタイリストとして髪を切らせてもらえる…といった美容室がほとんど。
もちろん、お店やオーナーの考えにもよりますが、ようやくスタイリストになれたのに、転職してまたアシスタントからやり直しになったという知り合いを何人も見てきています。
もし腕に自信があるのでしたら、思い切って自分のお店を出してしまうのもありではないかと思います。
韓国の美容師は働きながら免許を取得す人も多い
日本では専門学校に通い、勉強をしなければ美容師の国家試験を受けることはできません。
一方で韓国では学歴や経歴に関係なく、誰でも受けることができます!
わざわざ美容学校に通うのはお金も時間ももったいないと考える韓国の方は多いのです。
なので、サロンなどで働きながら資格を取得する方がほとんど。
美容師の国家資格は毎週のように受験することが出来るのでチャンスはたくさんあります!
筆記試験に合格した後、2年以内に実技試験に合格してようやく美容師免許を取得することができます。
じゃあ、美容学校に通うことは無駄なのか。
と言われるとそうではありません。
韓国のトレンドを吸収して、教授からしっかりと教えてもらうことで知識や技術は伸びますし、なにより美容師として働くには人脈が必要です。
韓国は日本以上に就職が厳しい国なので、資格を持っているからといって働けるほど甘くはありません。
学校であれば知り合いも増えますし、こまめなセミナー案内の情報も手に入りやすいです。
じっくり検討してみてくださいね。
まとめ
今や世界のトレンドを牽引していると言っても過言ではない韓国。
日本でも韓国に憧れている人は沢山いますよね。
そんな韓国には数多くの美容学校があり、レベルの高い美容師を輩出しています。
韓国で美容師の国家資格を取得するには、美容学校の学歴は必要ありません。
しかし、実力のある講師にしっかりとした知識と技術を教えてもらうのはかなりおすすめです。
本記事があなたの夢への第一歩になれば幸いです。