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浦安三番瀬で潮干狩り。時期はいつがベスト?
2020年は、残念ですがコロナ拡散防止のため、三番瀬の潮干狩りは禁止です。
公園の駐車場も全て閉鎖。
海岸への足場も撤去されていますので、ご注意ください。
今回は、昨年までの新浦安の三番瀬の情報をご紹介します。
旬はいつ?潮干狩のベストなタイミングは?
三番瀬での潮干狩りの旬な時期はGWです。
干潮時には、豊富な貝が取れる干潟になります。
浦安三番瀬で潮干狩りをする場合、砂地が広がっているわけではないのもあり、潮が引くほんの2時間位の間です。
必ず、潮干狩りシーズンの潮見表をチェックしましょう。
三番瀬潮干狩は無料
三番瀬は無料で潮干狩りができる海岸です。
都心から近い潮干狩りの穴場スポットとして有名です。
千葉県の潮干狩り場は、殆どが有料なのですが、浦安三番瀬は無料で潮干狩りができます。
アクセス
東京から15分でつきます。
透明度の高い海で、無料で天然の潮干狩りを楽しむことができます。
場所は日の出7丁目のあたり。
はしごを伝って、砂場に降りることができます。
有料エリアもありますが、そちらの海岸線ではなく舗装されているところを5分くらい歩くと、堤防がみえてきます。
無料エリアは、人がいるので、すぐ分かります。
潮が引くと、前方に中洲が現れますので、その中州が貝の採れるスポットになります。
注意
三番瀬は、漁業権が放置された場所なので、誰でも潮干狩りが楽しめる穴場スポットではあります。
ですが、近くに駐車場やトイレ、水場がない点には注意が必要です。
潮干狩りシーズンは、とくに路上駐車も厳しく取締りされています。
近くのふなばし三番瀬海浜公園内でも、警察官の巡回があり、路上駐車に対しては即取り締まれるようパトロールカーと移動交番が巡回しています。くれぐれも、路上駐車はやめましょう。
ふなばし三番瀬海浜公園の情報
無料の潮干狩りエリアの近くには、ふなばし三番瀬海浜公園があります。
ふなばし海浜公園の潮干狩りは、熊手を持ってこなくても貸してくれます。
料金は200円ですが、返却時に100円バックしてくれるので実質100円で使用できます。
ふなばし海浜公園は、春から夏を通して千葉での潮干狩り、バーベキュー、テニス、野球など多くのアクティビティを楽しめる総合海浜公園となっています。
ふなばし海浜公園の有料エリアの案内は以下になります。
- 開催期間:毎年、4月下旬~6月上旬
- 利用料金:大人(中学生以上)450円(税込)、子供(4才以上)220円(税込)
※団体(25名様以上)は団体割引があります。団体でのご利用予約が必要となります。
※アサリのお持ち帰り料金は別途、100gにつき90円(税込)
※身体障害者手帳、療育手帳、精神保健福祉手帳をお持ちの方は、手帳の提示によりご本人様と介護者様1名の入園料金と駐車料金が免除になります。
利用上の注意としては、潮干狩り場内への大型クマデ、スコップ等の持ち込みとペットの入場は禁止されています。
潮干狩り利用券の販売は潮干狩り終了30分前までで、潮干狩り利用券の払い戻しは一切ないので、ご注意ください。
また、暖かい季節になると、尾に毒のトゲを持った魚「アカエイ」が浅瀬にやって来て、潮が引いた後も潮だまりなどにいることがあります。
水底の砂の中に隠れているため、気付かずに踏みつけて刺されることがあるので注意が必要です。
「アカエイ」に刺されてしまった時、見つけた時は決して触らずに、場内の係員へお知らせください。
浦安三番瀬でとれる貝たち
三番瀬で採れる貝は多種多様です。
アサリ、ホンビノス、オキシジミ、シオフキが多いです。
アサリは天然で、本当に綺麗で大きいです。
中でも、ホンビノス貝は千葉ブランド水産物として認定されています。
ホンビノス貝は「うまくて、大きい」と評判で、漁獲量が落ち込むアサリやハマグリに代わる新名物として、期待される貝です。
ホテルのシェフや築地市場の関係者らによる県の審査での評価・認定付です。
ホンビノス貝は有料の潮干狩りエリアでは採れません。無料エリアでとることができます。
その他にも、レアではありますが、ハマグリ・赤貝・マテ貝や、バカガイ・ツメタガイ・サルボウガイなど、多種多様な貝が採れます。
基本的に食べられない貝はありません。
「刺し身がいちばん美味しい」とのことです。
ですが、砂抜きが難しいシオフキやバカガイなどは、茹でてから剥き身にしてから洗って砂をおとすなど、食べる前に少し手間がかかる貝もあります。
中には、貝に混じって、ヤドカリがいることも。
貝以外の生き物や、小さな貝は、環境のためにも、戻してあげましょう。
また、言うまでもないですが、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
ゴミの不法投機は1000万円以下の罰金または懲役5年以下、もしくはその両方となっています。
持ち込んだものやゴミは必ずお持ち帰りください。
貝の採り方
まず、軍手(ゴム手袋)を両手にします。
基本的に「お風呂椅子」などに座って、砂を掘ります。海岸は濡れていて、お尻はつけないためです。
貝を多くとるためには、「広く浅く」掘るのが基本です。
少し海水がたまっている所の周辺を狙います。
水の近くだと、掘った先から水が流れ込んできて、砂が柔らかくなり、砂を扇状に効率的に掘り返せます。
掘り返して砂と水がミックス状態になった所に、手袋をした手をつっこみ、貝がないかまさぐります。
素手の方が感触は掴みやすいのですが、割れた貝殻や尖った石などで手を切ることがあります。
手を保護するためにも、軍手やゴム手袋はしておいた方が良いです。
また、アサリなどの貝は群生しているので、1個取れると、その周辺に鉱脈があったりします。
貝が集まっているところをスコップでごそっと掘って、買い物カゴ等で砂をこします。あとは、その作業をひたすら繰り返します。
貝たちは大体、深さ20〜30cmくらいのところにいます。それ以上深い所にはいないので、ある程度掘ったら場所を変えると良いです。
貝の鮮度を保って持ち帰るコツ&砂抜き方法
蓋つきタッパーに貝を入れ、そこにきれいな海水をいれます。
蓋をして、そのまま持ち帰ります。
採れたての貝で、酒蒸しなどを作ると美味しいです。
貝は熱ですぐに死んでしまうので、基本はその夜に食べるのがおススメです。
貝は塩水で半日〜暗いところで砂抜きすれば美味しく頂けます。
ボールの中にザルを入れ、そこに貝と塩水をいれます。吐いた砂がザルの下に落ち、再度砂をかむことがなくなります。
新聞紙でフタをして暗くしてあげると、よく砂を吐きます。
貝たちは基本、砂の中にいるので、その状態を再現させた方がリラックスして、砂を出してくれるのです。
潮干狩りの持ち物、おススメ装備
一番注意することは、日焼け対策と水分補給です。
潮干狩りに夢中になって、脱水症状にならないように。水分は小まめにとりましょう。
持ち物は今なくても、ほとんどが近くのケイヨーD2で調達できます。
◆あると便利な持ち物
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- 砂を掘るための熊手。網が付いているタイプだと貝がとりやすいです。
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- 軍手やゴム手袋。割れた貝がたくさんあるので怪我しないように必ず軍手をしましょう。
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- ピックニック用の折りたたみ椅子やお風呂の椅子など。2~4時間、ずっとかがんで掘ると腰が痛くなります。座れるように持っていくと便利です。
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- 長靴。ビーチサンダルだと足の裏に貝がはいり、けがの元に。長靴がオススメです。
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- 帽子と日焼け止め、サングラス。5~6月でも水面の照り返しで焼けます。必需品です。
- 水分補給用の飲み物や、休憩時の軽食。手足洗用の水があると便利です。
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- スコップと目の大きめのザル。スコップで砂を掘り、ザルで砂をこすと、中にたくさんの貝がいます。大量に採りたい人にオススメは「買い物カゴ」です。買い物カゴを利用すると潮干狩り効率があがります。
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- 持って帰る用の蓋つきのタッパーや、バケツ。そのままビニール袋に入れて持って帰ってもいいですが、鮮度を保ちたいなら、必須です。
- ゴミ袋。汚れた服をいれたり、貝を入れたり、あると何かと便利。
- 子供は汚れてもいいように水着と脱げにくいサンダル。
- 着替えとタオル。汗だくになります。
その他、車で遠方からいらした方は、これ以外にも、クーラーボックスや保冷剤も必要です。
近隣施設の情報
路上駐車は厳禁です。
近隣の路上駐車も絶対にしないようにお願いします。
この時期は必ず警察が来て取り締まりします。路上駐車は絶対にやめましょう!
駐車場は、徒歩数分の所に大江戸温泉浦安万華郷のタイムズがあります。なんと、最大500円。格安料金です。
こちらは純然たる時間貸駐車場ですので、誰でも利用できます。そして一日中停めてもワンコイン!!
安心して潮干狩りを楽しむためにも、必ず上記のパーキングに停めるようにしてくださいね。
ゴールデンウィーク中はすでにかなり暑いので、ついでに大江戸温泉で汗と塩を流すのも良いかもしれません。
大江戸温泉利用者は、5時間まで駐車料金は無料です。潮干狩り+温泉というパッケージで活用できるので、とてもおススメ。
大江戸温泉浦安万華郷は、お台場の大江戸温泉の2倍の広さを誇り、家族やカップルが水着で楽しめるゾーンがあります。
2019年6月2日に三番瀬環境観察館がオープンし、トイレ、シャワー、水道、などが設置されました。
ですが、現在は、浦安市で利用を禁止しています。今後運用は検討されていくと思いますが、現在は蛇口が取り外されています。
トイレは、通常、三番瀬環境観察館にて9〜17時の間でしたら利用できます。
ですが、管理員さんがいて、砂を洗うなどの行為は厳重に禁止されています。
それ以外の時間の一番近い公衆トイレは、シンボルロード突き当たりの総合公園入り口広場にありますが、片道700メートル位あります。
トイレは台数も少ないので、到着前に、済ませてから来ると良いでしょう。
近くの商業施設であるマリナガーデン新浦安にも公衆トイレはありません。全て店舗利用者専用となります。
自販機は一台、三番瀬施設の中にありますが、その他はありません。飲み物は持参しましょう。
まとめ
浦安三番瀬は、無料の天然潮干狩りです。
なので、完全手ぶらという訳にはいきません。
ですが、都内からのアクセスも抜群で、家族やご友人との最高に楽しい夏の思い出になること、間違いなしです。
一方で、自然遊びは、命の危険を伴います。過去に事故も起きていますので、満潮などの水の動きには細心の注意を払ってくださいね。
採れたての貝を、その場で刺身にして食べてもよし。日帰りで、いろんな貝を持ち帰りできるのも、嬉しいですね!
十分にマナーを守って、ぜひ浦安三番瀬での潮干狩りを楽しんでみてくださいね。