2012年に放映されていたグリコのcmを覚えていらっしゃいますでしょうか?
12人もの芸能人が集まり『ピクニック』という曲を歌う姿が印象的なcmです。
こちらのcmはグリコの企業cmとして第2弾だったので、第1弾のcmについても一緒に解説していこうと思います。
また、cm内で出てくる、グリコワゴンはどのような活動をしてきているのかについてもまとめていこうと思います。
目次
グリコのcmで『ピクニック』が歌われる「みんなに笑顔を届けたい冬編」とはどんなcm?
まずは、cm中で、芸能人たちが『ピクニック』を歌う、「みんなに笑顔を届けたい冬編」についてご紹介していこうと思います。
cmのメインとなる『ピクニック』はどんな曲?
「丘を越え 行こうよ~♪」で始まる、『ピクニック』は、イギリス民謡とされていますが、大元の起源はアメリカであるとされています。
訳詞は、萩原英一さんです。
正式に訳詞があるのは1番だけとされていますが、動物と鳴き声だけを差し替えた2番以降が追加される場合もあります。
cmの12人の出演者
ほとんどがミュージシャンの中、女優さん、ダンサーさんも出演していますので、ご紹介しておきます。
・吉高由里子
・山崎まさよし
・TERU(GLAY)
・持田香織
・ムッシュかまやつ
・原田郁子
・レキシ
・POLYDISC
・ユザーン
・HARCO
・鈴木正人
・熊谷和徳
順不同、敬称略です。
cmの内容を解説
スタートは、湖畔に止まったグリコワゴンを前に出演者全員が並んで、掛け声と共にこぶしを挙げます。
ロッジの中では思い思いの楽器を手に、輪になって元気いっぱいに『ピクニック』を歌います。
また、ひよこやシマウマ、マントヒヒなど歌詞に登場する動物の鳴きまねをアドリブで披露していきます。
前向きな気持ちや心をつなぐ人の輪を表現していて、「みんなに笑顔を届けたい」という企業メッセージを伝えています。
『ピクニック』の原曲にない2番の歌詞とは?
上記でも、触れましたが、『ピクニック』の正式な訳詞には2番はありません。
今回のグリコのcmでは、監督を務めた大宮エリーさんが2番の歌詞を考え、歌われています。
しかし、その歌詞と公式での動画が2021年1月現在見ることができないので、2番の歌詞はわかりません。
グリコのcm「みんなに笑顔を届けたい」には夏編があった!『ドレミの歌』を大合唱
続いては、「みんなに笑顔を届けたい夏編」のグリコのcmについて解説していきます。
ちなみに、cmが流れたのは、こちらの「夏編」の方が先になります。
今回のcmで使われた『ドレミの歌』を改めてご紹介
『ドレミの歌』はご存じの方が多いと思いますが、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で使われた歌の1つです。
ヒロインのマリア先生が、トラップ一家の子どもたちに音名を教える場面で、マリア先生と子どもたちが楽しく歌う場面で使われています。
作曲はリチャード・ロジャー
作詞はオスカー・ハマースタイン2世
日本語の訳詞はペギー葉山
cmの11人の出演者
こちらのcmでもミュージシャンが11組集まってcmを盛り上げています。
・斉藤和義
・吉村由美(PUFFY)
・川島海荷
・スチャダラパー(Bose、ANI、SHINCO)
・つじあやの
・泉谷しげる
・浜崎貴司
・ハナレグミ
・EGO-WRAPPIN’(中納良恵、森雅樹)
・HALCALI(HALCA、YUCALI)
・栗原務
順不同、敬称略
cmの内容を解説
斉藤和義のギター演奏をきっかけに、最初の「ド」は全員で歌った後、「はドーナツド~♪」と斉藤和義が歌います。
その要領で、「レ♪」は全員で、「レモンのレ~♪」は吉村由美が歌い、それぞれの音名を一人ひとつずつ担当していきます。
誰もが知っている『ドレミの歌』は歌う人も聞く人も笑顔にする、素朴で優しいメロディーで、cmにもぴったりとはまっていましたね。
グリコのcm「みんなに笑顔を届けたい冬編」にも登場するグリコワゴンとは?
そして最後に、「みんなに笑顔を届けたい冬編」のcmにも登場するグリコワゴンについてまとめていこうと思います。
グリコワゴンのコンセプトと最近の動き
グリコワゴンのコンセプトは、以下の通りです。
『日本中においしさと健康 そしてワクワクとした笑顔をお届けしたい。』
というものです。
グリコワゴンが走り出したのは2010年。
それから、10年近く、子どもたちに健康と笑顔のために走り続けています。
一番最近の訪問は2020年1月の、広島県三原市本郷ひまわり保育所に訪問しています。
それまでコンスタントに各地を訪れていた、グリコワゴンですが、コロナウイルスの影響もあり、残念ながら活動はストップしています。
グリコワゴンの特徴
グリコワゴンは、遊び心たっぷりに改造されていますので、ご紹介します。
《トランク》
お菓子の玉手箱になっていて、トランクには食べきれないほどのお菓子を積んでいます。
《ルーフ》
車から大きく飛び出したポッキーが印象的です。
サイズはなんと、本物の10倍近くあります。
《ドアノブ・テールランプ》
ドアノブはパピコになり、テールランプはジャイアントコーンになっています。
《車内》
内装は細部まで、グリコの世界観を忠実に再現した作りになっています。
グリコワゴンのグッズ
グリコワゴンをモチーフに、お菓子の詰め合わせやトミカが販売されています。
《グリコワゴンボックス》
「ぐりこ・や」にて、ポッキーとプリッツ5種類の詰め合わせが販売されています。
https://www.glico.com/jp/shopservice/glicoya/
箱はもちろんグリコワゴンをモチーフにされています。
《トミカ「グリコワゴン」》
タカラトミーから発売されているミニカー「トミカ」から「グリコワゴン」が販売されます。
https://takaratomymall.jp/shop/g/g4904810156710/
グリコワゴンの特徴をとらえ、細部にまでこだわったものに出来上がっています。
製品は2021年1月発売です。
まとめ
・『ピクニック』を使った、「みんなに笑顔を届けたい冬編」のcmでは、ぬくもりのあるcmとなっています。
・「みんなに笑顔を届けたい夏編」のcmは『ドレミの歌』がとても印象的なcmです。
・「みんなに笑顔を届けたい冬編」のcmにも登場しているグリコワゴンは、10年近く様々なところへ元気を届けています。
少し前のグリコのcmですが、「みんなに笑顔を届けたいシリーズ」のcmは今見ても楽しいcmです。
また、cmにも登場したグリコワゴンは現役で、各地をまわったり、お菓子やおもちゃになったりしていて皆さんの身近なものになっています。
グリコワゴンを見かけた際には、ぜひコンセプトなど思い出してみてください。