七五三だけでなく、和装をした時に子供や若い子は、メイクで目尻に赤を入れることがありますよね。
身近に思いつくのは、舞妓さんの目元ではないでしょうか。
この目元の赤を入れるメイクにはどんな意味があるのか、ご紹介していこうと思います。
また、最近の七五三でのメイク事情についても、ご紹介します。
目次
七五三メイクで目尻に赤を入れる理由と方法
まずは、七五三を含め和装の時に、なぜ目尻に赤を入れるのか、その理由をご紹介します。
目尻に赤を入れる理由
悪霊から身を守るという、魔よけの意味を込めて目尻に赤を入れるそうです。
赤色の持つ意味が、血や太陽を表していることから、そのような魔よけの意味を持つようになったようです。
使うメイク用品とメイク方法
目尻に入れるという事から、アイシャドウが一般的かもしれません。
ですが、希望の色ぴったりのものが無かったりするので、そういった場合は口紅やクリームチークなどでも代用できるそうです。
質感も、クリーム状の方が良いかもしれません
三歳の七五三メイク
続いては、三歳の七五三メイクについてご紹介します。
三歳ではあまりメイクをすることはなさそうですが、ポイントメイクはするようなので、その注意点などをご紹介します。
3歳でもメイクをするワケ
和装の時には、少しだけメイクをすると、着物映えが違ってきます。
ピンクや赤をベースとした色の華やかな着物を着ることが多いと思います。
メイクをしないで写真を撮った時に、着物がメインに映ってしまい、お子さんの表情がぼやけてしまうという事があります。
そんなことから、少しだけメイクをしてあげるといいと思います。
ベースメイクはほぼなし
3歳のお子さんのお肌はツルっとキレイですし、過度なベースメイクは刺激にもなるので、あまり必要がないと思います。
パウダーを薄くはたいてあげるだけで十分です。
また、使うパウダーも出来れば、石鹸でオフできる低刺激のものを選びましょう。
チークとリップは同系色で揃える
チークトリップは同系色ものが可愛らしく見えるポイントです。
着物の色に合わせても良いと思います。
【チーク】
フワフワのパフで薄く入れてあげるといいでしょう。
笑った時に出来る一番高い場所に丸く入れてあげると可愛らしく仕上がります。
【リップ】
グロスのようなベタベタとするものはやめておきましょう。
唇はすぐに荒れてしまうバーツでもあるので、出来るだけ低刺激のものがいいでしょう。
唇に違和感を感じると、お子さんは着物の袖などでも拭いてしまうかもしれません。
なので、出来るだけ薄く入れてあげましょう。
おススメのアイテムとしては、最近よく見かける色付きのリップです。
無香料、低刺激のものが低価格で購入できるところも、おススメポイントです。
七歳の七五三メイク
最後に、七歳の七五三メイクについて、ご紹介します。
七歳になるとメイクに関心もある子もいますので、メイクのポイントをまとめていこうと思います。
着物映えを考えてメイクはした方が良い
7歳の七五三と言えば、その子に合わせて、様々な色の着物を着ますよね。
その着物に合わせてメイクをすれば、着物映えする写真を撮ることが出来るでしょう。
また、7歳と言えば、メイクにも興味が出てくるお子さんも多いはず。
少しだけ大人びたメイクをしてあげると、お子さん本人も喜んでくれると思いますよ。
ベースメイクはナチュラルに
7歳でもほとんどベースメイクは必要ありません。
3歳の時と同じ様に、低刺激のパウダーで整えるくらいで十分です。
アイシャドウは着物に合わせて
一番色遊びの出来るパーツです。
着物の色も3歳の時とは違い、ピンクや赤ばかりではありません。
着物の色や髪飾りの色に合わせて、少し華やかな色を使うのが良いと思います。
そして、アイシャドウの入れ方ですが、アイホール全体に入れるのではなく、細めに入れるのが良いでしょう。
華やかなメイクとナチュラルなメイクの間をとれるようにすると、「特別な日」感が出ると思います。
チークは色づく程度で
チークもあまり、濃く入れない方が良いでしょう。
チークを乗せすぎないポイントは、自然光の入るような明るい部屋で、少しずつのせてあげることです。
暗い所でメイクをすると、色がどれくらい入ったか分かりにくいので、注意してくださいね。
リップだけは少し主張させて
リップの色は、着物に合った色を、はっきり目に入れてあげましょう。
赤やピンク、オレンジ系まで、似合うはっきりとした色を使うのが良いと思います。
3歳の時には使わなかった、グロスも効果的に使うといいでしょう。
目指すは、ふっくらとしたつやつやの唇です。
そういった、はっきり目のリップに抵抗があるお子さんには、肌馴染みの良い色を選んであげるのがいいでしょう。
まとめ
- 七五三のメイクで目尻に赤を入れるのは、魔よけの意味があります。
- 3歳の七五三メイクは、ポイントメイクも薄めに入れるといいでしょう。
- 7歳の七五三メイクは、ナチュラルメイクを意識しつつも、リップは少し派手なものを選んでみましょう。
七五三の目尻に赤を入れるメイクには、魔よけの意味があるとは驚きでした。
現代では、着物に合わせてメイクも楽しんでいるようでした。
メイクに決まった形はないので、お子さんとご家族が可愛いと思えるメイクをしてあげるのが良いでしょう。