京都は寺社仏閣ばかりが観光スポットだと思っている方、多いのではないでしょうか?
実は、個性的な博物館が多く、行ってみるとお子さんも十分に楽しめる博物館ばかりなのです。
観光の合間にこのような博物館を挟んでみると、子供も飽きずに京都旅行を楽しむことが出来ると思います。
今回は、定番博物館とちょっと変わったものを集めている博物館をご紹介していこうと思います。
そして、親子で博物館に行った時に注意したいことも確認していこうと思います。
目次
京都で子供が楽しめる博物館6選
まずは、子供も一緒に楽しめる博物館についてまとめていきましょう。
京都鉄道博物館
【名称】
京都鉄道博物館
【住所】
京都府京都市左京区観喜寺町
【営業時間】
10時~17時30分(入館は17時まで)
GW中:9時~18時30分
【定休日】
水曜日
年末年始
※荒天時などは臨時休館になる場合あり
【料金】
大人:1200円
高校生・大学生:1000円
小学生・中学生:500円
幼児(3歳以上):200円
【交通アクセス】
電車:嵯峨野線 梅小路京都西駅から 徒歩2分
JR京都駅中央口より 西へ徒歩約20分
車:専用駐車場がないので、車での来館はしないようにしてください。
バス:京都駅 205・208系統10分乗車 梅小路公園・JR梅小路京都西駅前下車
【駐車場】
なし
障害者、高齢者、妊産婦などは「梅小路公園思いやり駐車場」を利用できる場合あり
京都市都市整備公社より確認してみて下さい。
http://www.kyotopublic.or.jp/parking/search/spot/f5a56c87-6d93-472b-bf27-c678ec921a50
【公式HP】
http://www.kyotorailwaymuseum.jp/
【特徴】
平成28年にオープンした比較的新しい博物館です。
大人はもちろんですが、鉄道が好きなお子さんにはピッタリの博物館です。
こちらの博物館は「見る」「さわる」「体験する」のという3つの角度から、鉄道について学ぶことが出来ます。
以下に、この博物館が掲げている3つのポイントの簡単な詳細を書いておきます。
どれか一つでも興味がありましたら、ぜひ訪れてみて下さい。
見るというポイントからは
- 53両の展示車両
- 鉄道ジオラマ
などが、見学を通して学ぶことが出来ます。
触るというポイントからは、
- 動力を伝える
- 橋を架ける
などを簡単な仕組みに作り替えて、触れる展示としています。
体験するというポイントからは、
- SLスチーム号
- 運転シミュレーター
などが、体験しながら学ぶことが出来ます。
※コロナウィルスの影響で、定員を減らしていますので、注意してください。
京都市青少年科学センター
【名称】
京都市青少年科学センター
【住所】
京都府京都市伏見区深草池ノ内町13
【営業時間】
9時~17時(入館は16時30分まで)
【定休日】
木曜日(木曜日が祝日の場合、翌平日が休館日)
年末年始(12月28日~1月3日)
【料金】
展示室
大人:520円
中高生:200円
小学生100円
プラネタリウム
大人:520円
中高生:200円
小学生:100円
【交通アクセス】
電車:京阪本線 藤森駅より 徒歩5分
車:名神高速道路 京都南ICより 10分
【駐車場】
30台/無料
【公式HP】
http://www.edu.city.kyoto.jp/science/
【特徴】
子供が理科や科学を楽しみながら体験できる博物館です。
屋内の展示場が2つに、屋外の展示施設、それに加えプラネタリウムも併設されています。
とにかく扱っている展示の種類が多いことが特徴です。
また、それぞれに触って体験できるタイプの施設があり、どんなお子さんでも、どれか1つは興味を持てる展示があると思いますよ。
小学生・中学生の入場料がとてもお手頃なので、何回でも通いたくなってしまいますね。
京都国立博物館
【名称】
京都国立博物館
【住所】
京都府京都市東山区茶屋町527
【営業時間】
火~木・日:9時30分~17時
金・土:9時30分~20時
(どの曜日も入館は30分前まで)
【定休日】
月曜日
(月曜日が祝日の場合翌平日が定休日)
年末年始
【料金】
*通常展示*
大人:520円
大学生:520円
高校生以下と満18歳未満:0円
70歳以上:0円
*特別展示*
大人:1800円
大学生:1200円
高校生:700円
中学生以下:0円
※特別展期間中は平常展示の見学は制限されています。
※平常展示を見るため身は特別展の当日観覧券が必要となります。
【交通アクセス】
電車:京都駅より 206・208系統にて 博物館・三十三間堂前下車 徒歩すぐ
車:名神高速道路 京都南ICより 1号線を北上
【駐車場】
あり/有料
三井のリパーク京都国立博物館前を利用する事
【公式HP】
https://www.kyohaku.go.jp/jp/index.html
【特徴】
考古・陶磁・彫刻・貝が・書跡・染織・漆工・金工など日本の文化を中心とした展示を行っている博物館です。
子供には、少しハードルが高いのでは?と思われるかもしれませんが、「子供と楽しむ」をコンセプトにした、展示やワークショップなども開かれています。
また、鑑賞ガイドやワークシートを作成してくれてあり、それを見ながら博物館を回ればさらに分かりやすく、興味を持てると思います。
漢字ミュージアム
【名称】
漢検 漢字博物館・図書館
(漢字ミュージアム)
【住所】
京都府教師東山区祇園町南側551番
【営業時間】
9時30分~17時(入館は16時30分まで)
【定休日】
月曜日(祝日の場合は翌平日が定休日)
年末年始
臨時休館あり
【料金】
大人:800円
大学生:500円
高校生:500円
中学生:300円
小学生:300円
未就学児:無料
【交通アクセス】
電車:京阪本線 祇園四条駅より 八坂神社方面へ 徒歩5分
阪急京都線 京都河原町駅より 八坂神社方面へ 約8分
バス:京都市バス
12.31.46.80.100.201.203.206.207系統
祇園下車すぐ
【駐車場】
なし
※公共交通機関を使って来館しましょう。
【公式HP】
https://www.kanjimuseum.kyoto/
【特徴】
ありそうで無かった日本初の漢字ミュージアムは2016年に祇園・八坂神社のすぐそばに開館しました。
一番メインの展示は、毎年年末に書かれる「今年の漢字」の実物です。
その他には、漢字に楽しみながら親しんでもらえるような、ゲームやマグネットボードなども展示されています。
今は、コロナウィルスの影響でワークショップが開かれていませんが、コロナウィルスが収束したら、ぜひ体験しに行ってみて下さい。
京都国際マンガミュージアム
【名称】
京都国際マンガミュージアム
【住所】
京都府京都市中京区烏丸通御池上ル
【営業時間】
10時~18時(最終入館は17時30分)
【定休日】
水曜日(祝日の場合は翌平日が定休日)
年末年始
【料金】
大人:900円
中高生:400円
小学生200円
未就学児:無料
【交通アクセス】
電車:京都市営地下鉄烏丸線・東西線 烏丸御池駅より 徒歩2分
バス:京都市営バス 15、51、65系統 烏丸御池底流所 下車すぐ
【駐車場】
なし
※公共交通機関を使って来館しましょう
【公式HP】
https://www.kyotomm.jp/
【特徴】
京都市と京都精華大学により共同運営されているミュージアムです。
施設は、元龍池小学校の校舎を活用しています。
蔵書数は約30万点。
これを館内のいたるところで読むことが出来、天気が良ければ屋外での読書も可能です。
常設展示ももちろん魅力的ですが、期間限定展示やイベントはさらに、楽しめそうです。
小学生のお小遣いでも入れる入場料ですが、小学生以下の子供だけでの入場は出来ないので、必ず保護者の方と一緒に行きましょう。
京都万華鏡ミュージアム姉小路館
【名称】
京都万華鏡ミュージアム 姉小路館
【住所】
京都府京都市中京区姉小路通り東洞院東入曇華院前町706-3
【営業時間】
10時~18時(最終入館17時30分)
【定休日】
月曜日(祝日の場合は翌平日が定休日)
【料金】
大人:500円
高校生:300円
小・中学生:200円
幼児:無料
【交通アクセス】
電車:京都市営地下鉄 烏丸御池駅より 徒歩3分
阪急電車烏丸駅より 徒歩10分
バス:京都市バス 烏丸御池下車 徒歩3分
【駐車場】
専用駐車場なし
最寄りの「こども相談センターパトナ」の有料駐車場有り
【公式HP】
http://k-kaleido.org/
【特徴】
日本だけでなく海外からも集められた万華鏡を展示している博物館です。
所蔵品は約300点もあり、季節やテーマを変えて随時50点ほどを展示しているそうです。
しかも繊細な万華鏡は全て手に取ってみることが出来、ステキな万華鏡の世界に浸ることが出来ますよ。
その他、ミュージアムショップ、カフェテリアも併設しています。
こちらの博物館は子供も入場することが出来ますが、壊れやすいものも展示されているので、未就学児よりももう少し大きくなったお子さんと行くのが楽しめると思います。
博物館で注意したい事
続いては、博物館内でやってはいけないことを踏まえて、注意したいことをまとめていこうと思います。
写真撮影が出来るか確認
博物館などは写真撮影は基本禁止されているところがほとんどです。
しかし、最近のSNS普及により、撮った写真をupしてもらい、それにより来場者を増やしたいという考えの博物館もあるそうです。
ですから、入場する際に写真撮影は可能かどうかを確認してみましょう。
今回紹介した京都鉄道博物館などは、写真撮影がもちろん許可されていますよ。
水分補給をしてから博物館へ
なぜ、水分補給をしてから入場するかというと、飲食禁止な博物館があるためです。
中での飲食が可能な博物館では、特に気にする事ではありませんが、飲食禁止の博物館では、大人は注意して子供に水分補給をさせてあげてください。
大人は余計なことを言わない
大人は、子供が展示物に集中している時には余計な声掛けをすることを控えましょう。
子供が集中している物を優先してあげて、後でどんなことを思っていたのか、聞いてみましょう。
博物館で、子供が何を感じていたのか、どんな学びがあったのかをシェアするのも勉強の1つとなりますよね。
まとめ
- 京都には定番の博物館から、あまり見かけないような珍しい博物館もありました。
- 博物館で注意したい事はマナーはもちろん、子供の成長にも役立つことなので、大人は注意してみてあげて下さいね。
今回紹介した博物館は基本的に駐車場がありませんでした。
博物館へ行く際は、ぜひ公共交通機関を使っていきましょう。