徳島県の県南は阿南地区、那賀地区、海部地区の3つの地区を合わせた地域のことです。
現在、徳島県では潮干狩り場はほとんどなくなり、いくつかの海岸は釣りのスポットになっているところが多いです。
では、なぜ徳島の県南で潮干狩りが出来なくなってきているかというと、理由の1つとして、貝毒があげられます。
貝毒に対応しながらの、潮干狩り場の運営や管理はとても大変です。
この貝毒についての詳しい理由は、後でご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
潮干狩りができる?!徳島の県南に潮干狩り場はあるの?
徳島の県南で、釣りのスポットでもある鞆磯という場所が、潮干狩りも出来るようです。
基本的なデータをまとめてみました。
住所
徳島県海部郡海陽町
開催期間
特に決まりはありません
料金
無料です
駐車場
きちんとした詳細は不明ですが、近くにコインパーキングがあるようです。
アクセス
電車:海部駅から 徒歩20分
採れる貝
アサリなど
現在の状況
鞆磯は、昔は潮干狩りや海水浴場としてにぎわっていましたが、現在は釣り場として有名です。
徳島県の県南地方では、鞆磯のように昔は潮干狩りで賑わっていた場所が、釣り場となっていることが多いです。
採れる貝も貝毒に侵されている場合が多くなっていて、なかなか潮干狩り場としての賑わいはないようです。
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徳島県の県南で潮干狩り場が少なくなったワケ
徳島県の海では、貝毒の発生が多く、潮干狩りを禁止しているエリアや時期があります。
徳島の貝毒情報についてもまとめてみましたので、ご紹介します。
貝毒とは
「麻痺性貝毒」と「下痢性貝毒」の2種類に分かれます。
いつも私たちが食べている貝の貝毒は、「麻痺性貝毒」が多いです。
例えば、ホタテガイ、アサリ、カキ、ムラサキガイなどの2枚貝を食べることによって、食中毒を起こしてしまいます。
ちなみに、「下痢性貝毒」はムラサキガイが毒化することによって、食中毒が起こります。
徳島県での貝毒情報
2020年6月19日にも「ウチノ海」で採取したカキから貝毒が見つかっています。
貝毒は、見つかり次第、マスコミや県の水産振興課のHPで知らせてくれるので、潮干狩りに行こうと考えていましたら、貝毒情報を調べてから行くようにしてください。
徳島県の県南について
徳島県は、東部、中央地区、南部、西部に分かれています。
今回の記事で書いている県南とは南部のことです。
その県南について調べてみましたのでご紹介します。
県南と呼ばれる市町村
まずは、県南に属している市町村をまとめてみます。
- 阿南地区:阿南市
- 那珂、勝浦地区:勝浦市、上浦市、那賀町
- 海部地区:牟岐町、美波町、海陽町
この地域の中から、ピックアップした阿南市と美波町について、少し説明しておきます。
阿南市:四国最東端の地方自治体です。
室戸阿南海岸国定公園の北端でもあります。
美波町:室戸阿南海岸国定公園でもある海岸には、アカウミガメが産卵に来ることでも有名です。
ウミガメで町おこしも行っています。
県南部の気候
県南は、南海型、太平洋側機構であり、年中温暖な地域でもあります。
ただ、山がちなので県東部に比べて、一日の寒暖差が大きい地域です。
また、四国山地に当たる山間部は台風、梅雨、秋雨の時期になると特に降水量が多くなります。
この降水量の多さは、日本全国で比べても、とても多い雨量です。
まとめ
- 徳島県県南では、潮干狩りが出来ないわけではないですが、昔、潮干狩り場だった所も釣りスポットになっています。
- 潮干狩りが出来なくなった理由の1つは、貝毒によります。
- 貝毒は食中毒を起こすので、貝毒情報が流れた場合は、潮干狩りはやめておきましょう。
徳島県の県南では残念ですが、潮干狩りが出来る場所は、ほとんどありません。
もしも、潮干狩りがする場合は情報を得てから行くようにしてください。