大人であれば、自身が感じる暑さ・寒さで服を選べます。
しかし、赤ちゃんはまだ体温調整ができません。
パパママが気温に合わせて体温調整を行う必要があるので、衣替えも難しく感じるでしょう。
赤ちゃんの衣替えの正しタイミングを見極めて、健やかな環境を整えてください。
目次
赤ちゃんの半袖に衣替えするタイミング
あせもを防いだり熱中症を防ぐことにもつながる衣替え。
それが半袖へのタイミングです。
では、赤ちゃんはどのくらいのタイミングで半袖にすればよいのでしょうか。
夏への衣替について、一緒に考えていきましょう。
5月頃~9月下旬
あくまで目安の1つではありますが、この時期に衣替えをするのがオススメです。
日中は、汗ばみやすいのが5月頃~9月下旬頃となります。
- 朝晩は肌寒く感じる
- 室内のエアコンが寒い
など、状況に合わせて羽織ものを1枚持っておくと安心です。
気温22℃が目安
5月頃~9月下旬といっても、その年によって過ごしやすさは違います。
そこで、目安にしたいのが気温です。
その目安は22℃にしてみましょう。
最低気温が22℃を超える場合、朝晩でも暑いと感じることが増えてきます。
また、最高気温は当然ながら22℃以上になり、長袖だと汗ばむかもしれません。
赤ちゃんの状態を見ながらというのも忘れないようにしましょう。
気温を衣替えの判断材料の1つにすると分かりやすく便利です。
赤ちゃんの様子もチェックポイント
赤ちゃんの様子についても考えてみましょう。
見極めるポイントを以下にまとめていきます。
- 汗をかいているようなら半袖
- 手や足が冷たく感じるなら羽織ものを使うか長袖を選ぶ
- ベビーカーやバギーを使っている場合、赤ちゃんの背中の汗もチェックする
- 風邪気味の場合、体感が変化しやすいので半袖+羽織ものなど対応しやすいアイテムにする
簡単に判断できるポイントなので、ぜひとも実践してください。
赤ちゃんの長袖に衣替えするタイミング
秋口から冬へと向かう際の衣替えについてです。
残暑が長引くととくに、長袖への衣替えに頭を悩ませるかもしれません。
ここでは、赤ちゃんの長袖に衣替えするタイミングについて一緒に考えてみましょう。
9月~4月頃
9月~4月頃は、大人も長袖を着ていることが多いでしょう。
涼しいと感じる日も増えてくる時期に、長袖への衣替えを行うのがオススメです。
汗をかくほどの暑さを感じることも少なくなり、時間帯によっては寒いことも出てきます。
毎年同じタイミングとはいかないかもしれませんが、目安にはなるでしょう。
気温20℃が目安
判断しやすい気温でいえば20℃を目安にしてください。
最高気温が20℃を超えない場合、朝晩が寒くなりやすいのです。
ただ1つ注意をしておきたいことがあります。
それは、大人と赤ちゃんの体温差です。
赤ちゃんは体温が高いので、大人が寒いと思っても、赤ちゃんは暑いと感じている可能性があります。
赤ちゃんの状態をチェックして、判断するのが安心です。
顔が赤くなっていたり、肌がしっとりと湿っているようなら暑がっているサインです。
半袖に切り替えてあげましょう。
アスファルトに近くなりやすい赤ちゃん。
大人よりも暑さを感じやすいので、この点も注意が必要です。
半袖長袖を準備しておくと安心
日によって・場所によっても気温は変化するものです。
これが、赤ちゃんの衣替えが難しいと感じる点でもあるでしょう。
持ち物に着替えを入れる際には長袖・半袖の両方を持っておくと安心です。
半袖を持ち歩くのも良いですし、薄手のパーカーやカーディガンを1枚持ち歩くのもオススメです。
気温の変化によってすぐに着たり脱がせたりしやすいので、対応もしやすくなります。
赤ちゃん服の収納ポイント
赤ちゃんの衣替えは、大人と比較をすると行いやすいでしょう。
洋服そのものが小さいので、1ヶ所にまとめることができます。
この点を活かしながら、赤ちゃんの衣替えポイントを3つご紹介します。
大きなケースを準備
赤ちゃん用のタンスをわざわざ購入する必要などはありません。
すぐに大きくなり、洋服のサイズが半年ごとに変わることもある赤ちゃん。
収納ボックスを1つか2つ準備をしておくとよいでしょう。
大きめのケースがオススメです。
ポイントは洋服に合わせて収納ケースの数を増やすのではなく、洋服に合わすことです。
収納ケースに収まる分だけの洋服選びをしながら衣替えをしてください。
サイズによって場所決め
収納ケースの中にすべてを平置きしてしまうと、使い勝手が悪くなってしまいます。
「仕切り」を上手に使いましょう。
サイズごとに区切って場所決めをしておくと便利です。
厚紙などで手作り仕切りを作っても構いません。
かなり大きめサイズの収納ケースであれば、以下のようなものを仕切りとして活用するのもオススメ。
- メッシュボックス
- 整理仕切り布ケース
- ブックスタンド
などです。
いずれも、100円ショップで購入できます。
着られないものは処分
赤ちゃんがもう着られない洋服があれば処分をしましょう。
お祝いで頂いたからなど、思いがあるかもしれません。
しかし、残しておくことで残し続けてしまうと、不必要な洋服ばかりが増えてしまうのです。
捨ててしまうのがもったいないようであれば、知人にあげるのも良いでしょう。
また、リサイクルショップで売る方法もあります。
なお処分に関しては、各自治体のルールに従って捨てるようにしてください。
まとめ
- 赤ちゃんの衣替えは月や気温を目安にする
- 赤ちゃんの状態に合わせてタイミングや足し引きする
- 長袖と半袖の両方を持ち歩いておくと安心
- 収納ケースを使って必要な洋服だけを残しておく
- 衣替えのタイミングは不必要な洋服を処分するきっかけになる
赤ちゃんの衣替えのタイミングで、最も優先したいのは「赤ちゃんの状態」です。
それを意識しながら、季節や気温に合わせて進めていきましょう。